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とりあえずヘリコイド付きのマウントアダプターで解決だ!

ヘリコイド付きマウントアダプターキタ(゚∀゚)

LEITZ(ライカ) Mマウントのレンズを FUJIFILM Xマウントボディで使用するためのマウントアダプター、KIPON の L/M-FX ってものを買った後で「ヘリコイド付きマウントアダプター L/M-FX/M」ってのがあることに気がついて、ランチ数回分ほどの無駄な出費をしてしまってショックを受け、生活クオリティを下げざるを得ない今日この頃。

とりあえずヘリコイド付きのマウントアダプターが到着したので X-E1 で使ってみました。
これがあれば単焦点の高性能オールドレンズを Xマウントのミラーレスで楽しめます。
モノはアマゾンのレビューで書かれているほどの精度の悪さは特になく、動作も良好。
(ちょっと昔はひどかったのかもしれないし、個体差があるかもしれない)

こういうのがあんまりスルスル動いても困るんですけど、欲をいえば回す時に固めなので、ローレットはもっと滑りにくくてまわしやすいデザインにしとけよっていうか、センスがイマイチな感じ、というかはっきりいって精密さが足らない。

 

▼ 根元のギザギザをまわすわけ、写真はヘリコイドをいちばん伸ばした状態です。

ヘリコイド付きマウントアダプター L/M-FX/M + summilux-f1.4-50

まあきっちり実用できればそれでいいんだけど、ギリギリのレベル。
あと、ちょっとはマウントするライカのレンズのデザインに合わせるだとか、カメラの雰囲気にもっと合うデザインのテイストってものを考えて作って欲しいってところ。

現実的にはこういったニッチな商品を作ってくれるところがあるだけそれはとてもありがたいことなんですけど、ルックス面・精度・剛性ともに洗練された Made in Japan のちゃんとしたのを日本のメーカーが作ると嬉しいなあ、と。

だって数日使ったら固かったのが今度はスッカスカのガタガタよ?、KIPON アカンわ。
せめてこのくらいのルックスとクオリティで…
http://www.cosina.co.jp/seihin/voigt/acce/adapter/vm-e.html
X-Pro1 はコシナ製視度補正レンズじゃん?、ヘリコイドの Xボディ用 Mマウント(VMマウントでもOK)も作って欲しいなー。

でも聞いてくれないよね、これだもの
こんなだからマウントアダプターって全般的に「中国から来ました」レベルのマテリアルに占拠されちゃってるんだと思うわ。

弊社では、お客様からの製品開発・販売などの御提案は現在受け付けておりません、御提案されましてもそれに対する返答はいたしませんのであらかじめご了承ください。

 

ヘリコイド付きのマウントアダプターを付けたらどうなるのか?

ヘリコイド付きのマウントアダプターを使えば、レンズ本来の最短撮影距離をぐっと短くできるというメリットがあって、これが、もともとのレンジファインダー用ライカ Mマウントレンズの最短撮影距離そのものをぐっと縮めてくれるわけです。
もちろん無限遠も使えます。
L/M-FX/M はここで使ってみた X-E1 以外にも、レンズ交換式の FUJIFILM Xマウントシリーズならどれでも使えます。

これは X-Pro1 に付けてみたところ。

そもそも、ライカMマウントレンズっていうのは、光学視差式距離計(レンジファインダー)がレンズとは別に組み込まれている距離計連動カメラ用のレンズなので、そのままだと極端に近くまでは寄れません。

たとえば今の ASPH.(非球面)の SUMMIILUX 1:1.4/50 なら 約70cmまで寄れますが、大昔のライツの SUMMIILUX 1:1.4/50 だと 1mほどしか寄れない。

そんなオールドレンズも今風のレンズ感覚で寄れるものになるので、しかもいろんなレンズをマクロ撮影可能なものにできるわけで、その中からレンズ一本だけ持ち歩く場合でも使い勝手が良くなるというか、できることのバリエーションが増えるというか。

今回使った SUMMIILUX 1:1.4/50 だと、FUJIFILM Xマウントの APS-C カメラに載せたので 50mm がほぼ 75mm と化してしまっているわけで、50mm のレンズと比べてかなり汎用性が減ってしまった(…専用性が高まった、ともいう)分、そのかわりこれ一本でマクロにも使えるんだぞ、っていういいわけが自分の中にできて精神衛生上もいい感じ。

最短撮影距離の変化はこんな感じ。

KIPON の L/M-FX/M だと、

Leica 24mm F2.8 From 70cm → 14.5cm
Leica 28mm F2 From 70cm → 19cm
Leica 35mm F2 From 70cm → 22cm
Leica 50mm F1.0 From 100cm → 39.5cm
Leica 50mm F1.4 From 100cm → 36cm
Leica 75mm F1.4 From 100cm → 50cm
Leica 90mm F2.8 From 100cm → 68cm

Hawk’s Factory製 ライカMアダプタ Ver3 だと、台湾の工場に日本製工作機を導入して製作されているものなので、素材・精度が高品質で、レンズ毎の無限遠の誤差をアダプター側で調整する事が可能になっているもよう。
雑な KIPON よりもこっちの方がいいに決まってる、だから今回やっちまった感がすごい。
このあたりの情報ってニッチでマイナーなんだよなー、と。

Hawk’s Factory製 ライカMアダプタ Ver3 だと、

35mm で最短フォーカスが 1m のレンズ → 28cm
50mm で最短フォーカスが 75cm のレンズ → 43cm
50mm で最短フォーカスが 1m のレンズ → 38cm
75mm で最短フォーカスが 1.2m のレンズ → 73cm
90mm で最短フォーカスが 1m のレンズ → 73cm

で、KIPON のヘリコイド付きマウントアダプターにフォクトレンダーの VMマウントレンズを使う場合、もうめちゃくくちゃ固いです、これはヤバイ感じ、そんな精度です。
マウント部分のテーパーのつき方が本物のオールドMレンズとほんのちょっと違うからなのかもしれないけど、かたすぎて、はめたら取れなくなりそうでこわい。

そんなフォクトレンダーの VMマウントレンズでも、ライカM型(フィルムでもデジタルでも)に使うとちゃんとスコッとはまるんですよね、つまりマウントアダプター側の精度が悪いとしか思えないというか、そうとしか言いようがない。

Hawks製と Kipon製の最大の違いは、径の内部の処理。
Hawks製はヘリコイド(回転構造部分)がカバーされていて、グリースのついた回転構造部分が見えない(むき出しにはならない)ので、万が一の撮像素子のゴミ付着などの原因にならないので安心して使えます。

Kipon製はグリースのついた回転構造部分が径の内側に露出するので、使う側がチリ付着や油漏れなどの状態をちゃんとチェックしておかないとちょい心配。

あと、内径の大きさそのものの違い、Hawks製は内径Φ35mm、Kipon製はΦ33mmしかないので、使えるオールドレンズの数は必然的に Hawk’s Factory製の方が多くなるはず。
さらに新しいのが 2月中頃に出てるみたいです。
並行輸入品だと最新のバージョン5も販売されてます。 もうなくなってました。

Hawk’s Factory製は無限アジャスト機構で無限遠をレンズ毎にジャストに調整出来る構造で繰り出し量は5mm。
Ver3と違うところは内部構造が一新されて強い光が入った際の乱反射がマシになって、レンズ着脱ノブも大型化されているところです。

これがいちばんよさげ
というか、こっちにしとけばよかった…。

Hawk’s Factory製のバージョン違いがこれ、脱着ノブとか少し違う。

毛虫

 

フジフイルム純正 Mマウントアダプタ
FUJIFILM純正の Mマウントアダプタ(※ヘリコイドはついていない)

これも、ファンクションボタンやアダプターの信号接点を設置してある(歪曲収差補正、周辺光量補正、色シェーディング補正などが使えるようになっている)分、内径が狭い。
フジフイルム純正 Mマウントアダプタの場合、Mマウントレンズが装着可能かを確認することができる樹脂製のチェックゲージが同梱してあるだけ良心的だけど。

そもそもそういった補正エレメントってのは Ps や Lightroom やカメラRAW でデータの編集や現像を行う人には必要の無い機能かもしれないし、持っているレンズ資産が FUJIFILM の Xマウントカメラで使えんのかどうかってことの方がプライオリティの高い潜在ニーズかもしれないじゃん。

装着確認リスト
http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/accessories/lens/mount/fujifilm_m_mount_adapter/compatibility_chart/

どうせマウンターを買うならヘリコイド付きの方が楽しいし、そうなると Hawk’s Factory製がベストチョイスかもしれない。

FUJIFILM純正のMマウントアダプタの工作精度レベルでヘリコイド付きのMマウントアダプタとかあれば嬉しいんだけど。

純正のエクステンションチューブならあるんですけど、ヘリコイド付きの方が楽しい。
富士の純正は MCXE11 と MCXE16 の2種類、組み合わせて使うこともできるし、接点付きなので AFも使えて、exifも記録されます。

11mm

16mm

社外品で並行輸入品だけど、これはセットでこの値段だからすごいお買い得なのかもしれない。

Mレンズ用の普通のマウントアダプタ。

※フジノンレンズを使う予定が全くない場合で、マクロも必要ない場合は普通に安いマウントアダプターで充分だと思います。

逆にデザインもアレで格好良くもない KIPON のほうがなぜか高いというか。

 

もやもやしたものを吐き出してみる
ていうか、 APS-C 機のカメラにマウントすると 1.5〜1.6倍 になるわけだし、ただマウントするだけではなく、これを元の焦点距離に極力近くなるよう撮れるようにするフォーカルレデューサーアダプターを出すべき(そんなことできるのかどうかわかんないけど)。

FUJIFILM は APS-C焦点倍率のあたりをあえて積極的に謳ってないので、もしかしたら 35mmのオールドレンズをフジフイルム Mマウントアダプターでマウントさせれば 35mm換算の 35mmで使えると思っちゃったりしてる人もいるんじゃないのかな?

フォーカルレデューサーアダプター
フォーカルレデューサーアダプター、これは ライカM ではなく Rレンズ用なのでちょっと違うけど、方向性としてはこういう考え方もありかも。

こういうレデューサーレンズはセンサーまでの結像距離を縮めることでフルサイズのレンズ本来のイメージサークルをそのまま縮小サイズにすると同時に集光というか、そのぶん増光(そんな言葉があるかどうかは知らんけど)することにもなって F値を 1段分ほど明るくできるわけで、その分シャッタースピードも上げることができるだろうし。

使われているレデューサーレンズはたぶん1枚でアクロマートじゃないだろうし、その精度や信頼性ってのを抜きにして考えたら案外楽しく使えるんじゃないでしょうか?
(ほんとうは1枚じゃないみたいです。)

でもこれは R用。
そもそもライカのオールドレンズで大きく重い R用ってのものどうなのかと思うわけです。
SUMMILUX-C CINEレンズみたいでかっこいいけど、本当に大きくて重いし。

ただし今あるレデューサーレンズの製品ってレンズの精度がチャイナメイド、こういうのを純正品でしっかり作ってフジノンレンズでやればすごくいいと思うんだけどどうなんでしょ?
…と思ったけど、そすっともうライカオールドレンズの素性そのものじゃなくなってしまうという意味からしてやっぱりダメか。

追記: …って、ほんと発表にキタ━( ゚∀゚ )っ
フォーカルレデューサーアダプター、やればできるんやん。
画質はどうなるか知らんけど。
R用のはちょい残念っぽいみたいだったけど、あれからずいぶん月日も経ったことだし。

Kipon-Baveyes-focal-reducers-for-Leica-M L/M-FX 0.65X

L/M-FX 0.65X、1.5倍の0.65倍だから、元が50mmのレンズなら48.75mm、元が35mmのレンズなら34.1mmってことで、ほぼ元通りの焦点距離・画角になる感じ。
見た感じ、構造的に後ろ玉の干渉なく35mmが使えるのかどうかは怪しい気もするけど。
なぜかスワロフスキー付の色付き石、そんな野暮ったいものないほうがいいわ…。

X-Mount-and-Sony-NEX

http://www.kipon.com/en/articledetail.asp?id=100

いろいろリサーチして、やっぱり売れてるのはC社S社
つまりいまソニーの 35mmフルサイズの小型デジカメが売れていて、各レンズメーカ用に対応するマウントアダプターの種類も一番豊富なのがソニーのデジカメ用っていうのはこれはもう必然的な流れなんですよね。

α7 II なんて 35mmフルサイズセンサー搭載でフルサイズ対応 5軸ボディ内手ブレ補正機構ついてるわけです。
ソニーのフルサイズの小型デジカメが使いたいかどうか、操作系とか出してくる絵とか自分にとってそのカメラってのは魅力があるのかどうかは別としても、焦点距離が変わらないんだからオールドレンズそのものの素性が100%活かせるわけで。

…ってことで、フジの Proシリーズは今後 35mmフルサイズの撮像素子とボディ内手ブレ補正機構を載せないと、オールドレンズで表現しようとする層とか今までのレンズ資産を持っているターゲット層をソニーのようには取り込めないってことだ。
せっかく面白い撮像素子を使ってフィルムに近いなかなかの絵を出してくれるのにもったいない、ああもったいない。
なーんてね。

今のライカの新機軸、Tシリーズ(APS-C機)は APS-C 専用のライカレンズを出してきてる、この専用レンズはもしかして、もしかして日本で作られてるんじゃないかな〜と。
そすっと、もしかして P社は今後マイクロフォーサーズ以外にも移行できる余地がある、その可能性もあるんでは?、そもそもマイクロフォーサーズにこだわる必要なんて本当にあるのかどうかは、はなはだ疑問じゃん。
フルサイズのスーパーセンサーも作ってるという噂もあるし。
なーんてね。

 

できないことだってある

マウントアダプターでもできないこと
・スーパーアンギュロンとかああいう後玉の出っ張ったレンズは使えない。
・沈胴式レンズは沈ませると途中からボディに干渉することがあるので基本的に使えない。
(FUJIFILM X のフランジバック長が 17.7mm と短い設計は長所です)

オールドレンズだからできないこと
・ピント合わせや絞りの調節などがフルマニュアルになる、AF は使えない。
(カメラによっては絞り優先AEは機能します、それが FUJIFILM X。)
・絞り優先AEが機能する機種でも、EXIF の F値は 0 で記録されない。
・6bitコードとかそんなもんないです。

フジのカメラのイラつくところ
・暗い時、絞れば絞るだけ EVF の動きがドロドロしてくる。(X-E1のみ)
・同時に水平器の反応がワンテンポ遅れて下手するとループになる、これはまどろっこしい。
・フォーカスピーキングの色やその表示状態がイマイチわかりづらい、特にモノクロ時。
・X-Pro2 を出さずに、海外ウケを狙ってレフ風に擬態した X-T1 なんて出した。
・Pro 名を冠した Xシリーズをファームアップしてもクラシッククロームすら使えない。
・番外編:RAWに設定すると ISO値に制限があるので、大口径でも完全な闇は得意ではない。

フジのカメラのいいところ
・独自のカラーフィルター配列が出してくる絵、本当に成功してるんじゃないでしょうか。
(灯り系の黄色とブルーがのったグレイはちょっと癖があるかもしれない)
・一眼レフではなくミラーレス機だけど、レンズの絞りをしぼり込んでいくとファインダー像も暗くなり露出も絞り込み測光になる、これは FUJIFILM X シリーズでマウントアダプタ + オールドレンズがまともに使えるってこと。

まあ厳密にいうと…
そのカメラ機種専用レンズとしてリリースされている純正のレンズってのは、そのカメラのフランジバック長やカメラの撮像素子上にあるマイクロレンズ(の嵩高さ)の構造に合うように専用に設計されているので、理屈としてはオリジナル品の組み合わせが一番ノイズの少ないシャープな像を結ぶかたちで写せるはずなんです、そういう意味でオールドレンズでどうこうってのはあくまで趣味の遊びというか、MTF曲線がレンズ性能のすべてではないのと同じように官能的な領域であるというか。

特に広角レンズだとか大口径のレンズで絞り開放で使う時などの入射角の大きい横方向からの入射光の屈折の仕方はマイクロレンズの形状にまず左右されるし、カラーフィルタとフォトダイオードまでの距離にも左右されるというか。
最新のライカSLに M用レンズをつけた場合よりも、ライカMボディにM用レンズをつけたものの方がいいのはそういう理屈で最適化されるからです。

横方向からの入射光が、マイクロレンズ直下にある1個の画素上のフォトダイオードにちゃんと落ちる仕組みになっていると、シャープでかつノイズも少ない。
広角や大口径のオールドレンズを使った場合の横方向からの入射光に対してあまり強く左右されないであろう裏面照射型の CMOS でかつマイクロレンズが嵩高いものがベストなんだろうと思いますけど、どこがそういうのを一番作ってくれそうかなーと。

 

実際に X-E1 に取り付けて撮ってみる

社外品のアダプタ使用時にはカメラの「メニュー」から「レンズなしレリーズ」を「ON」にしておく必要があります。

▼ ここまでが SUMMIILUX 1:1.4/50 で寄れる限界だったところ。

寄れる限界

ヘリコイド付きのマウントアダプターを使えば、きっちり 36cm あたりまで寄れるようになりました。
実物の招き猫の貯金箱は高さ 13cm、ライカのフードは直径約 7cm 程のサイズ、限界まで寄ってみたところこんな感じ。

高さ 13cm の招き猫
直径約 7cm ライカのフード

絞らないで撮ると後ろボケの状態はこんな感じで始まります。
この大きさのものなら2段絞ればこんな感じ。

直径約 7cm ライカのフード-2

Leica 50mm F1.4 From 100cm → 36cm、これは事実上 75mm と化してしまっていても元が 50mm だと最短 36cm まで寄れるってことで、かなりありがたいかもしれない、というか正直うれしい機能、エクステンションチューブをかませたのと同じように目の前にあるものも座りながら適当に撮れる距離というか。
テーブルの料理も席を立たずに撮れるようになる。

だけど、5.6まで絞ってもまだまだ深度は浅くて、赤いマークに合わせてみたらこんな感じで、最短撮影距離の場合は高さの少し違うレンズ部分などがかなりぼけてきます。
で、机の灯りでは絞ると EVF が暗くなったので露出補正 +2。

typ109

Xマウントの APS-C カメラの場合だと 50mm のレンズよりも 18mm~35mm くらいまでのレンズを使った方が画角(というか画角は変化しないけどレンズのイメージサークルの中心部がクロップされることで焦点距離が変わってくる)からして構図的にバランスのいい絵を作りやすいんじゃないかと。

50mm だと 約 75mm になるので、ストリートだとキャンディッド・フォトを撮ろうと思っても被写体とカメラの間にある程度の距離をとることが必要な場合も多くて、無限遠にしていても手前側はどうしても大きくボケやすいだろうし、せっかく距離をとった空間にあっという間に人がなだれて入ってきてしまうこともあるし。

もしそれが観光の中国人だったりすると、あ、写真撮ってるんだねって感じでちょっと気を利かせて避けてくれるとかは絶対にないですし、それどころかカメラのレンズの前に割り込んで立って、そこで三脚を立てだしたりとかザラ。
そういう意味で、焦点距離の長いワーキングディスタンスが長くなるレンズはあんま速写には向いていないというか。

そのかわりイメージサークルのまんなかあたりしか使えていないので、球面レンズでも、レンズによっては歪みがほとんど気にならないし、フルサイズセンサー機と併用したら中間の焦点距離も埋められるオマケになるというか。
絵作りとしては、良くも悪くも周辺光量落ちはほぼないといっていいくらいの感じ。

無理にめいっぱい寄らず、普通に寄るくらいならこういう感じの背景のボケ方。
(ヘリコイドそのものを最大まで伸ばさない使いかた)

蝉の抜け殻

実際に問題なくこれだけ寄れるなら、Mボディ → Mマウントのレンズのヘリコイド付きマウントアダプターってのがあっても面白いかもしれないな〜。

Rマウントレンズを Mボディで使うための Rアダプター M(Leica R-Adapter M, black paint 14642) ってのは実際にあるんですけど、Mボディで M用レンズを使う時のヘリコイドがあったら、最近の Mだったら EVF 2を併用して Leica X (Typ 113)みたいに最短30センチ程まで寄れるかも?

…と思ったらあるんですこれが。
距離計は連動しないので、ライブビューができる Typ240専用です。
Mボディ → Mマウントのマクロマウントアダプター。

ライカ マクロ・アダプター M 14652 (Typ240に対応)

ライカ マクロ・アダプター M

無限遠もOK。

焦点距離が 50mm以上のレンズの最大撮影倍率が1:2、焦点距離が短いレンズほど被写体に寄れるようになるわけで、広角レンズだと最大撮影倍率が1:2よりも大きくなるため 28mm以上のレンズならこれで遊べる。
M-P でも席を立たずにテーブルの料理を撮れるようになります。

あと KIPONの安いやつ、M42マウントレンズをライカ Mマウントカメラボディに装着。

ヘリコイド付きマウントアダプターを使えばどの距離も万能ってわけではなくて、そもそも元がマクロレンズじゃないものを載せる(マクロレンズも載せられますが)ので「寄れるようになる、それで遊べる」て感じのものだけど、でも面白い写真が撮れるんですよね。

絞り込んで撮らないと被写界深度も超極端に浅くなるし、遠近感も強調されて歪みやすいし、撮る方向だとか被写体のサイズだとか、それによってどのくらい絞るかも EVF でチェックしないと変なものになっちゃうかもしれない、明るいレンズで開放側だと元から浅いピントの合う範囲がさらに狭くなる。

イチゴのドーナッツとホットチョコ

もっともっと絞らないとダメ、場所によっては暗くなるかも、でもたまには楽しいです。

イチゴのドーナッツとホットチョコをいただいていた時のテーブル2つ先のカウンターの様子はこんな感じ、このショットはヘリコイドをいちばん縮めた状態、つまり素の 75mm としてはこんな感じです。

ラブラブラバー

75mm のいいところって、テーブル2つ先のこのくらいの距離でも髪の毛一本までピシャッと合焦して映るようなところなのかもしれない、被写体が浮き立ってくるような感じというか。
このラブラブラバーの横の傘、実はぼっちさんのものだったりする。

ぼっち

ここは京都駅の開放的な空間にある ICE DE LION 、アイスもドーナッツもあるカフェ。

ICE DE LION

横を見上げたら京都タワーもちらっと見える場所。

駅の中から見える京都タワー

外は雨、寒くて冷たくて徘徊できない。

外は雨

駅から地下を通れば、道路の向こうにあるヨドバシカメラのマルチメディア館の方に移動できます、ていうか、ここってもともとマルブツだったのかな?

丸に物と書いてまるぶつ、自分が物心ついた頃って、マルブツはもうすでになくなってしまっていたんだけど、当時こんな可愛い鐘が二つあったらしくて、今は地下に飾られてます。
だいたい 70〜80cm くらいの大きさの鐘。

この鐘は今はもう鳴らされることもなく、なぜか新しいダサい名前をつけられてヨドバシカメラのマルチメディア館地下1階の入り口付近に飾られています。

丸物の可愛い鐘

地上にちょっとしたスペースを作って鳴らしてあげたらいいのにねー、って思った。
地下から1階にあがったらこんな感じ、このへんのどこかにでも設置すればいいのに。

ヨドバシ1階のところ

今日はあんまり好きじゃない近鉄(椅子とかいろいろ)を使って帰ったった。
単焦点の 75mm で景色なんて撮らずにポートレイト撮れやアフォかっていうパターンもありそうなので、おまけのドヤ顔ポートレートショット。

鬼畜のドヤ顔

白毫がついてるのに角が生え、目をそらしほくそ笑む邪悪なやつ。
これもヘリコイドはいちばん縮めた状態。

このレンズは通称「貴婦人」てもので 1964年5月14日製、ガウスタイプの5群7枚構成。
50年も昔のレンズだけどこういう映り。
APS-C の焦点倍率の都合上、50mm が 75mm になってもとても気に入ってます。

背景のボケや光の玉ボケは非点収差の影響でぐるぐる回ったようになりがちですけど、それは欠点ではなくて ASPH じゃない証左というか滋味というか。
しかもそのボケ方はどこかの撒き餌レンズと違ってザラッと汚くない柔さが特徴。

この SUMMIILUX 1:1.4/50 もはう生産はされてないのですが、今は 70cmまで寄れる 5群8枚の非球面レンズに生まれ変わり、SUMMIILUX M ASPH. 11891C(ブラック)・11892C(シルバー) として販売されています。
SUMMILUX-M 50 F/1.4 ASPH.

新しいのも欲しいですけどね。
これは 2015年3月13日に販売される予定の「ライカM-Pサファリセット」、欲しい。
めちゃくちゃ欲しい、というか M-P(Typ240) なら普通の黒でもいいんです。
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レンズもカメラも今もほぼ同じデザインなんだからやっぱりすごいメーカだなー。

75mm でも人物が撮れそうな気がした雨の夜(*゜▽゜*)♪

お買いもの忘れはないですか?

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