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悲しいけどこれ、先斗町をただ歩くだけなのよね

ただ歩く(´・ω・`)♪

鴨川右岸河川敷を流れるみそそぎ川の上に納涼床を設けたお店たくさんありますよね。
鴨川から一筋目、三条通の一筋南の歌舞練場から四条通までの間の南北約 500mほど。
ポントチョウドコデスカ?、ってたまに聞かれることがあるんだけど、あそこらが先斗町ぽんとちょう

この 500m の空間が醸す世界ががなんともいい感じ、特に早朝や夜。
だけど太陽がまだまだ明るい夏の夕方に歩いてみました、ただ歩くだけ。

三条の先斗町歌舞練場あたり。
GoogleChromeでみるとめちゃめちゃなのでサイトを綺麗にリニューアルしてあげたくなる。
サイトがきれいにリニューアルされていました!
http://www.kamogawa-odori.com/


これは蘭陵王の舞楽面の鬼瓦。

観光客に混じってゆっくりめに歩きながら風情を堪能します。


この写真だと向かって左、鴨川に面する側のお店には納涼床がある。


このあいだウォーターアートプロジェクションやってたのがこの公園の下あたり。


Hello Dolly の看板は洋風だけど、町並みと背景にすごく馴染むプレゼンス。

木屋町通りにつながってる抜け道、喫茶やって〼

先斗町に店を構えて40年、Jazz と Whisky の Hello Dolly のとこをふりかえってみる。




石畳の筋や轍のようにも錯覚してしまうような雰囲気だけど…。
実はアスファルトの掘り返しだらけの小径、でも誰ひとりそれを気にしない。

いづもやのとこから四条大橋が見える。
四条大橋といえば、もともと幕府の管理下になく、八坂神社への参詣路だったもの。
で、それが幕末の安政4年に石造の橋に架け換えられ、明治7年にはじめての鉄橋として架け換えられ、大正2年には鉄筋コンクリート製のアーチ橋に架け換えられ、時の台風でアーチに流木が引っかかって災害が広まったため、昭和17年に現在のしょぼいスタイルのものになった。
明治大正の頃の四条大橋の見てくれは今よりももっとかっこよかった。


ここまできたら四条通。
夜は夜でまた全然雰囲気が違うんですけど、明るい時間帯の先斗町もやっぱりいいわ。
先斗町をただ歩いただけ、なのにすごくいい。
なんて表現したらいいんだろう、こういうの。
ここにしかない雰囲気。

inali は現代人には珍しく、家で産まれちゃったんですよね。
わざわざ島根の大工を呼んで作られたという自分が生まれた日本家屋も震災で半壊、今はただの現代のありきたりな建物で独特の雰囲気など持たないし、というか、そもそも両親がともに末っ子で、今となってはもはや理由なく帰郷する田舎の家というか、すごく安心できるゆっくり落ち着いた広い場所、思い出のある場所というものを持たず、美しいだとか好きだと思える風景なんて動ける範囲のどこにも存在しない殺伐としたベッドタウン育ちの自分にとっては、こういう日本の relic ともいえる町並みには特別に惹かれてしまうわけです。

 



 


 icon-arrow-circle-down もっとちゃんと見せろやって方はこっちおすすめ。
祇園コーナーなんかにも古い時代のものが飾られてたりしているので知っている方も多いと思いますけど、花街を撮り続けて40年以上の溝縁ひろし先生のお写真ですよ。


(´・ω・`)♪

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