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カロチノイドが増えたし絞ってよしの世界

f8.xくらいまでかな〜(´・ω・`)

最近、超広角で撮った遠景でギチギチめにシャープな絵を見る機会があって、今時のレンズでがっつり絞ってシャープに仕上げたのもいいなーって実感してたところ。

で、普段は絞っても f4〜5.6 くらいまでがほとんどなので、たまには絞ってみようかな〜と。
ぜんぜん超広角の雄大な遠景じゃないですけど。

お昼みたいだけど実はもう夕方、でもまだ明るくて天気もいいし、雲の切れ目から直接太陽が覗くと色づきかけた葉っぱの色がいっそう濃くみえて鮮やか。
クロロフィルが減ってカロチノイドの割合が増えてるだけなのに、人間には美しく感じる。

ここは東本願寺の向かい側、門前町のところから見た烏丸通が二本になってる間の植栽、f8。
じんわりとチェックしてみたところ、昔の SUMMIILUX を取り付けた FUJIFILM X-Pro1 のビューファインダーを覗いて、樹木の葉っぱ一枚一枚のエッジをよ〜くよ〜く確認すると、このくらいの距離からだと f8 から f8.6 でもう充分って感じ。

このブログで使ってる写真は元画像からサイズ縮小して、重さ(ファイルサイズ)も圧縮しているのでアレなんですけど、たとえば上の写真の左手前のタクシーとタクシーの間あたりの部分をピクセル等倍でそのまま切り取ったらこんな感じ。(この場所はピント面ではないです)

奥にある噴水なんかもわりときっちり撮れてるのがわかります。
オールド球面レンズの LEITZ SUMMIILUX で f8 まで絞った解像感ってこんなの。

真反対側は逆光気味、これもf8。

f10 だと少し絞りすぎで、f11 だと完全に絞りすぎ、f16 とかもう何に使うんやろって感じ。
f16 で無限遠にしとけば楽なはずなんだけどそうもいかないな〜というか、たぶん無理。

そのまま右に 90度振るとお東さんの小さい銀杏だけが黄色、大きいのはこれから。


ここから鴨川の方に歩いて行く途中、すし岩の看板はまだなかったですね。
元六条御所、後白河上皇の持仏堂がある長講堂のとこにモフモフの雀の子、f4.6。


五条通に出て橋から晴鴨楼の方を見た眺め、鴨川沿の樹も色づいてきてた。
これも f8 まで絞ったはずなんだけど、逆光と霞でいまいちキリッとしてない感じ。
というか、葉っぱの色は鮮やかだけど、もうさっきみたいには明るくないってのもある。

こんなだったら f5.6 くらいにして手前の柳と桜の間あたりにピシャッと合わせて、建物がほんの少しだけクリーミーになったほうがいい感じになるかもしれない。

さっきと同じ f8 のまま、五条大橋のすぐ横にある清水五条駅の横の階段から鴨川沿いに降りて、月と柳を撮ってみる。
手前にある小さいピンクの花は生垣から飛び出てるものだけど、f8 でも手前ボケがきれい。
よくありがちなザラザラした感じにはならず、クリーミーなボケ方をするのがいい感じ。

五条から四条大橋の北東の袂まで行くともうだんだん暗くなってきて、出雲の阿国像に強力なライトが浴びせられてる。
暗くなってきたのと、すぐ下という距離から見上げてるので f8 から f5.6 に。
ほんとは刀とかマゲ部分にカリカリにピントが合ってるはずなんだけど、自動的にシャッタースピードが遅くなってて少しブレたかもしれない、カリカリになってないし。
で、f5.6 だと ISO の値が大きくなってきてそろそろ汚い、もっと開放側にしとけば良かった。

このあと食事して、そこから三条まで歩いたらすでにまっくら。
もうねー、席がたくさん空いてるのになぜかわざわざ隣に座ってきた爺さん、クチャラーでお箸の持ち方もひどくて、だんだん不快になってきたアホかと言いたい。

夕方暗くなりだしはじめたらそこからすぐに真っ暗になる季節、日が短くなってる。

暗いだけではない暗い暗い写真は個人的にはかなり好き、なぜだかわかんないけど。
これもこの暗さにしては結構絞って f4 以上だったと思うけどよく覚えてない、でもデータを見たら露出時間は 1/18 とかになってる、マウントアダプターでオールドレンズを使うと f値は全部 0 になってて、データとしては残らないので忘れたら推測するしかない。

X-Pro1 って jpg 撮って出しの設定だと拡張 ISO で最大 25600 まで設定できるんだけど、RAW+jpg に設定していると、最大で 6400 までしか使えない制限がある。
まあ3200以上に無駄に数字が大きくなると荒れて残念なものになってしまうしかないし、ISOの耐性は CCD の M8 よりもほんのちょとだけマシと思うしかないんですけど。

で、カメラ本体側にもこのレンズにもブレ防止とかないし三脚なんて立てないので、こんな感じで暗くなると歩きで手持ちの場合はまずブレやすい、HDR を使うにも固定できないと無理だし、ストリートだとフラッシュを使って周りを驚かせることもできないし。

なので歩きながら撮るようなスタイルではシャッタースピードの下限 1/250 とか自分の腕と相談して設定しておかないとちょっと辛いかもしれない、でも夜撮ったデータを見たら下限設定しているにもかかわらず 1/15 とか 1/10 になってるのがあって"?"って感じ、知らん間にそんな設定で動いてたんだなーこのカメラ、びっくり。

でもそうしたところで場所によっては ISO の数字が足りないケースもあるかもしれない、というかあるし、こんな場面だと提灯とか看板の文字が読めるように露出をマイナス補正したり微妙に気をつけておかないと、ヘタすると灯りものの文字は白く飛んじゃう。

もしかしてハイライトシャドウのトーンカーブで街の夜用のプリセットを作るだとか、あらかじめコントラストを少し変えておくとかできたっけかな?…、いや多分できないから露出を合わせて RAW でやれってことなんだろうな。

で、結局のところ夜は jpg のみに設定して、シャッタースピードも気持ち長めでしっかりと固定して、絞りは開放側寄りで明るいところを使ってってなるしかないというか。
中途半端に暗すぎる場所なんかでは、深度が浅くてかつ近景の範囲以外は苦手なのかも。

それがわかってても歩きながら jpg のみに設定し直すのが面倒だからやらないのだな〜(笑)
ファンクションの呼び出しにそれを入れておけばいいのかなーとか思うんだけど、どうせそれもきっとやらないのだろうなー。

もし RAW+jpg でも拡張 ISO 25600 まで設定できたら夜の歩き手持ちでもかなり扱いやすさが変わってくるんだけど、そんなファームウエアってこないんだろうなー、でも好きなカメラだ、ローパスフフィルターレスで、それでもモアレとかまず出たこともないし。
カメラの正面に機種やブランドの名前が入ってないし黒くて古臭い、それがいい。

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センサーの制限でクラシッククロームのフィルムシミュレーションは使えないし、フォーカスピーキングの色も選べないし、いっそ今時の X-Trans CMOS II センサーを含めた基盤ごとアッセンブリで交換できるようなアップグレードサービスなんかがあったらいいのにね〜、という夢を見た。

だけど最新の X T-1 でも RAW+jpg に設定していると、最大で ISO6400 までしか使えない制限があるんですよね、まだまだデジカメって過渡期なんだなー。
でも何もしてくれないカメラって御者は自分なんだからいいですよね。

結論:FUJIFILM X-Pro1は楽しい

基準 ISO値の設定ももう少し下げたほうがいいのかも(´・ω・`)♪

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