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「サイケ化するパワースポット」の夏がやってくる

サイケやん…(´・ω・`)

やってくる、というかもうやってきてて終わりかけなんですけどね。
出町桝形商店街に来たってことで、せっかく糺ノ森の近くなんだし、パワースポットだとかいわれててわりと有名な糺ノ森に入ってみる。

う〜ん清々しい夏の夕方。

樹木に囲まれると街中よりもほんのちょっとだけ涼しくて、夏の緑が気持ちいい。
河合神社を過ぎたあたりでだんだん太陽の位置が低くなって美しいひととき。

いまちょうど「下鴨神社 糺の森の光の祭」ってのをやっていて、「世界遺産の糺の森に広がる、神秘的な光の空間を演出」するらしい。

世界遺産の糺の森の参道が光のアート空間になる作品「呼応する木々 – 下鴨神社 糺の森」だとか「呼応する球体-下鴨神社 糺の森」ってのを展示中。

展示っていう言い方もなんかちょっと変な感じもするんですけどね、どちらが主体なのかと。
それに糺の森は季節や時間を感じさせる自然の光そのままで綺麗だし。

…とか思ってたらまだ明るいのにライトアップされ始めた。

へ〜、周りがまだ明るくてもけっこうライトの色が乗るんだな、と。






夕暮れ時の自然の光混じりの楼門前、まだ人は少ないけどいい感じだな〜。
てか、自然光のオーラっていうか、お陽さまの光ってのは一番表情豊かで。

まあオーラつっても、何色ダー!とかそんなアホの子みたいな話でなく、本来の意味で。
オーラ:aura〔アウラの英語読み〕
人や物が発する,視覚ではとらえられない一種の雰囲気。 →アウラ

アウラ:ラテン aura
物体から発する微妙な雰囲気。オーラ。


浴衣の人も短パンの人もみんな蚊に噛まれてたりして、虫除け必須だとかぶつくさ言ってる。
やっぱ夏は虫除け効果の匂いもある「うるおい日焼け止め」が最高にお気楽でお手軽。



でもしかし楼門は閉じられ、今日は参拝ができないのですね。
というかイベントの方に重きをおくのはなんだかちょっと馬鹿らしいというか軽く喪失感。

手水舎もこんな色に(笑)
ここのお手水の水量はちょうどいい塩梅で、お水もすごく心地よいのです。

しかし周りが明るくてもライトの色が乗るな〜、ちょっとどぎつくて毒々しいくらい。
もっと暗くなってからのほうがいい感じなのかもしれないけど、てわけで帰るとする。

もうね、お化け屋敷かと(笑)

う〜む…。
神秘的な光というより完全に俗物化してしまった感、サイケ?(笑)

もしかしてインスタレーションというよりも毒々ライトアップ?
やっぱどぎつくて、inali には普段のままのいつもの糺ノ森でいいや…。

原色寄りの色つきライトやらプロジェクションマッピングなんかよりも、なるべく樹木や葉の自然な色に近くなる発色で陰影を際立たせる普通のライトアップだとか、行灯がず〜っと並べてあるとかの方が雰囲気よくね?、って感じなんだけど…、サーセンw

 



ちなみに「下鴨神社 糺の森の光の祭」の期間は8月17日~31日。
28日(日)の「呼応する球体-下鴨神社糺の森」の展示は、楼門内の混雑状況によっては「下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab supported by beachwalkers.」の開催時間よりも前に入場受付が終了されるかもしれないので、行ってみるならちょっとお早めに。

詳しくはここのページで
"一過性のブームに終わることなく、広く京都の文化価値向上を図ることを旨とし永く継続される、伝統行事として根付かせます。" てことなんだけど、正直これはどうなんやろ。
すぐに飽きるんちゃう?
とはいえ、いつもとは違う森の愉しみ方ができたんですけどね。



理由はいろいろとあるんですけど、ぶっちゃけ inali は「パワースポット」という造語やその使われ方に対してほとんどいい印象を持ってない。
パワースポットだオーラだスピリチュアルだというと、フードファディズムに引っかかるようなタイプの人が大量に釣られる三拍子なわけですけど inali はそういうお商売は嫌い。

だれかもっといい言い換え語を発明しないかな?

う〜む…(´・ω・`)

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