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検索結果のスニペットの謎

どうしてこうなった?(´・ω・`)

一昔前、meta name="keywords"の中にコンテンツとは無関係なキーワードを記述する検索エンジンスパムが横行したらしく、いまの Google はメタキーワードをランキングの評価対象から外しています。
まあその頃って幸いなことに inali は Web とか関わりがなかった時期なんですが…

Google does not use the keywords meta tag in web ranking

Googleは、メタキーワードを検索順位を決める要因としては利用していないらしいです。
サポートを見ても、meta name="keywords" については言及されていません。

メタ タグ


メタ タグは、サイトの情報を検索エンジンに提供するうえで非常に便利です。
メタ タグを使用して、あらゆる種類のクライアントに情報を提供できます。
各システムでは、サポートするメタ タグのみを処理し、残りは無視されます。
HTML ページの <head> セクションにメタデータを追加すると次のようになります。

<meta name="description" content="ページの説明" />
ページの簡単な説明を表します。検索結果に表示されるスニペットの一部として使用される場合もあります。
詳細情報

 


メタキーワードなんて読んでいないから、ページの内容については description をちゃんと書いて~♪
ってのが最近のお約束で、そのため description をどのように書けばいいのか、という事については結構詳しく説明されていたりもします。

しかし、有名大手のサイトでも、一応 <meta name="keywords"> が存在しています。
AppleもマイクロソフトもAmazonも書いてます、ってことは、Googleはそこは読まないというわけではなくて、検索結果の順位を決める要因としては利用していないというだけで、やっぱり最低限は書いた方が無難っていう事なのかな?


で、なぜかたま~に「国産たまねぎスープ」でここに遊びに来る人がいたりします、inali は国産たまねぎスープに関連する記事はたしか2回ほど書きました。
書いたのはこんなお買い物したよ~って記事でした。

・国産たまねぎスープ♪
・国産たまねぎスープのシリーズを取り寄せてみた

けど <meta name="keywords"> に国産タマネギスープとか国産たまねぎスープなんて書いたりしてませんし、仮にしたところで無視する、評価しないって Google が公式にいってるんだからほんとに意味が無いと思います。

それで、国産たまねぎスープについていったいどのくらいのサイトが言及しているのか知りたくて、国産たまねぎスープとか国産タマネギスープでググってみました。

 ”国産タマネギスープ” 約 366,000 件 (0.16 秒)
 ”国産たまねぎスープ” 約 632,000 件 (0.17 秒)

検索エンジンって、だいたい「タマネギ」と「たまねぎ」どちらも意味は同じ「玉葱」のことだと普通に解釈しているはずですよね?
意味的には、"タマネギ" は "たまねぎ" のことで ”玉葱” であって ”玉ねぎ” でオニオンの事であるって区別はついているはず。

でもカタカナとひらがなで検索結果が微妙に違うことになる原因はなんなのか?
inali はまえからそこらへんの仕組みも気になっているのですけど、そういうことか!って答えは見つけられません。

で、ありきたりな仮説として、「国産タマネギスープ」で検索した時に1位になるところは、「たまねぎ」よりも「タマネギ」という言葉をより多く文中で使っているだとか、description に「タマネギ」が使われていて「たまねぎ」が少ないとか使われていないだとか?

もしそうだとしたら、反対に「国産たまねぎスープ」で検索した時に1位になるところは、「タマネギ」よりも「たまねぎ」という言葉をより多く文中で使っているだとか、description に「たまねぎ」が使われていて「タマネギ」が少ないとか使われていないだとか?

…とおもったら、結果はどちらの1位もなんと同じところだったのでした。
他のサイトと比べて、相対的に一番多くの玉葱スープに関する情報があるという事なのでしょうか?

…ますますわからない。


しかも、検索結果に表示されるスニペットはもはやハチャメチャであるといっていいほどの連呼っぷり。
毎日いろいろ検索をおこないますけど、こんなグーグルのスニペットも滅多に見かけない部類だと思います。


国産タマネギスープ



国産たまねぎスープ


どちらの検索結果も、スニペットがえらい連呼になっています(°Д°)ハァ?!
この謎を解くために、1位のところの meta name="description" content=”~”の中身と、meta name="keywords" content=”~”の中身をちらっと見せてもらいました。

description はといえば、
「○○と××を考えた○×ラインナップで×○をお待ちしております。○○米、お○○ク××ーをはじめト○○ドア○×ムは○○の○から!」

…って、どこにも「タマネギ」や「たまねぎ」、そして「スープ」も入っていませんし。


じゃあ「読まないし、評価もしない」って言われる keywords の方はといえば、なにかもういっぱい書いてあります。
そのページがもはやいったい何屋さんなのかわからないくらいに書いてあります、脈絡が無いくらいに。

「○○市場,通○○売,通販,ショッピング,オンラインショッピング,買い物,プレゼント,ギフト,贈り物,贈答品,お中元,お歳暮,お買い得,ほしいも,ダイエット,美容,イベント,厳○○材,お○○クッキー,干し芋,な○○金時,ビューティー,讃岐○○ん,さぬき○○ん,%OFF,お中元,通販,メール便,○○無料,元気,ヒア○○ン酸,コ×メ,雑×,≪送××料≫○○ランキング1○○回1位 30000000食突破! ○○無料 国産たまねぎスープ 1000円 送料○○ ポッキリ 1000円ぽっきり 30包セット ( 玉ねぎ○○プ 淡○○産 セール 福袋 訳あり お試し 期○定 ×安 59%OFF )スープ オ×オン」


…ありました!、「国産たまねぎスープ」、「スープ」、「オニオン」、「淡路島産」、などなどの言葉が。
しかし、それでもカタカナの「タマネギ」は無いです。

Googleの検索結果で、タイトルが書き換えられてしまう現象ってたまに見かけますが、何らかの原因によって、description の内容やページの中身のテキストがスニペットとしてはまったく利用されず、スニペットが書き換えられてしまう事があるのでしょうか?

…ますますわからない(´・ ω・`)


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  • コメント ( 6 )
  • トラックバック ( 0 )
  1. どうもです。すみません、少し長くなってしまいました。。w

    大手のホームページ等で、metaタグのkeywordsが残っている理由として、個人的な見解ですが、単に消すのが面倒で残っているだけ、ってこともあるかと思います。
    keywordsを検索結果に使っていない、ってのはgoogleの中の人が一応公表しているので、現在は使われていないはずです。googleのブログサービスBloggerの公式テンプレートなどにもkeywordsのmetaタグの記述は今はありませんし。

    次に、検索順位には、metaタグだけではなくて、そのページの全記述を一応参考にしているはずなので、descriptionが影響がある、と言うのは言われていますが、それだけではなくてやはり本文などの影響や、リンクなどなど、その他の多くの要因があるので、中々難しいですよ。
    とりあえず、その多くの要因の一つとしても、現在はmetaタグのkeywordsは使われていない、って言う事だけのはずです。

    カタカナ、ひらがな、については詳しくは分からないですが、単語によってはカタカナ、ひらがなを区別してるって事なんでしょうね。全然分からないですが。。w

    そして、スペニットについては、今そのホームページを確認してきましたが、ソース中にある記述の一部が表示されてますよ。
    スペニットは、ソースのどこか一部が必ず表示されるはずです。
    今回の例ですと、記事中に使われている画像のalt属性に「たまねぎスープ」等の記述があって、ページのメイン部分の画像のalt属性の単語を連結すると、スペニットのようになります。
    imgタグはalt属性を読まれるので、そういう事になってるのかな、と。

    スペニットは、そのキーワードに関連があると思われる部分が表示される事が多いはずなので、今回の場合はキーワードが密集している部分が関連があると判断されて表示されているんでしょうね。

    割と個人的な見解も多いですが、長々失礼しました。

  2. >Bloggerの公式テンプレートなどにもkeywordsのmetaタグの記述は今はありません

    わー、じゃあハッタリカマシじゃなくて、そこはマジで評価してないんですね!
    そうか~、「玉葱 たまねぎスープ タマネギ タマネギスープ タマネギ 玉ねぎ」の
    順列組み合わせで1セットのリフレンはimgのaltだったのか~(°Д°)!

    imgのaltは画像の代替えだから、それよりも、大事な事は画像ではなくテキストで
    書けっていってる割には、imgのaltもちゃんと読んでるんですね!
    いろいろ受け入れがたい現実だけど、出所ってそんなものですね~。
    あとはリンクかな…

  3. こんにちは。

    コメントありがとうございます。

    やはり、meta name=”keywords”は、
    入れた方がいいのですかね

  4. たぶんいまは入れても読まないというか評価と関係なくなってるかと

    name=”Keywords”なし派

    The White House(PR9):なし
    首相官邸(PR8):なし
    Google(PR8):なし
    Yahoo!JAPAN(PR8):なし
    Bing(PR6):なし

    name=”Keywords”あり派

    慶應義塾大学(PR8):慶應義塾大学,慶応義塾,慶大,Keio University,教育,研究,医療,社会貢献,国際連携,入試,慶應義塾の紹介
    Amazon (PR8):アマゾン,通販,インターネットショッピング,家電,パソコン,カメラ,デジタルカメラ,DVD,ゴルフ,ダイエット,テレビ,スポーツ,時計,バッグ,シューズ,自転車,漫画,おもちゃ”
    Apple(PR7):Apple
    日本マイクロソフト(PR7):マ イクロソフト, Microsoft, 製品情報, サポート, ヘルプ, オフィス, Office, ウィンドウズ, Windows, ソフトウェア, ダウンロード, 評価版, プレビュー, トライアル, セキュリティ, デモ, ビジネス, アップデート, 更新, 無料, コンピューター, PC, サーバー, 検索, インストール, ニュース, 最新情報

  5. こんばんは
    キーワードは入れてはいますが、実際はあまり関係ないような気もしますよね
    最近、グーグルの検索のやり方?が変わったそうなので、
    また新たなSEO対策が必要になってくるのかもしれないですね

  6. パンダアップデートがいつ日本語圏にローンチされるかだとか、
    今更だけど、やっとセマンティック検索に力入れる、それですごい影響があるだとか、
    Googleは1日平均40項目は改善してるらしいです。
    そうなってくると、変に追いかけるよりも、地道にいいコンテンツが出来るように
    ベクトルを向けた方が楽しくて、楽なのかもしれませんね~♪

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