goods and life +

旧シルバー Mac Pro と 今時の OSと eSATA PCIeカード

eSATAカードの需要とか。
…(´・ω・`)


書かないあいだも、Mac Pro の eSATA の記事で SiliconImage 社のドライバーを探されたり、PCI Express ボードを探されたりして、今も需要があるのかなって感じで、ちょっと申し訳ない気持ちになる。

てかあの記事は 2013年のものだし、Mac OS X 10.6.x ~ 10.9.x の Mac OS X の頃のものなので、今時の macOS にアップグレードした Early 2009 以降の旧シルバー箱型 Mac Pro ではもう動作しません。

SiliconImage 社のドライバー提供だってもうありませんし、実はどこかに保存してまだ持ってはいますけど、たとえそれがあったとしても今時の macOS だともう動作しません。
なのでドライバーが必須の PCI Express ボード REX-PE32S カードは動いてくれません。
故障したわけでもなんでもなくてもったいない事だけど、SiliconImage の ドライバで動作する eSATA PCIeカードは使えません。

え、Rolf Gierling て誰?、何?、て感じですが、EIZO の ColorNavigator が、対応するセンサーのドライバも一緒にインストールしていて、Rolf Gierling っていうのは DISCUS の開発元なんです。
インストール時にアラートで名前だけを出してきて「ブロックしましたで、どうするこれ?」って咄嗟に言われても、なんのこっちゃわからんのもありますよね。
SILICON MOTION. INC. というものは、たぶん SSD など、Silicon Laboratories Inc はおそらく TourBox ConsoleOrbital2 が連れてきているものです。)

近年の macOS のセキュリティ機能の仕様変更で metal 以降ガン無視された Nvidia関係やら、32bitもなんとか使えるはずの Mojave でもいつの間にか使えなくなった SiliconImage の ドライバやら(以前に使われていた SATARaid5用のデーモンが入ったままならばそっちは故意に削除しない限りなぜか起動プロセスで普通に読み込まれて無駄に動いてたりする)や DISCUS なんかのドライバなどなどのインストールも基本的にはブロックされるため、このような表示がされます。
で、仮にチェックを入れOKして「許可」を選択しても結局使えないものは使えないですからね、NVIDIAだってOKしたところで使えません。

Catalina からはもっと面倒くさくなっていて、たとえば Google の WebPプラグインのような、Photoshop 向けの出どころがまともな開発元のプラグインを 1個入れるだけですら、いちいちターミナルで sudo ~ やらないとダメだったりします。

かといって、ネットから切り離したスタンドアロンな環境でないなら、わざわざ古い OS に戻したりして使用するみたいなことはオススメはできません。
かつてA社なんかはネットから切り離したセキュアなスタンドアロン環境のためにオフライン登録やその環境への特別なアップデートなどちゃんと用意していたりもありましたが、今はサポートも終わり、ひょんなことから一歩間違われたら泥棒扱いですよ。
あと、使う用事も意味もないだろうけど、もっと以前のバージョンなんて認証サーバーごと消去されて存在しないです。

しかし。
実際には今時の macOS にアップグレードした Early 2009 以降の旧シルバー箱型 Mac Pro はサクサク動いて、かえって安定して、いまだかつてない、というかこれまで以上にノントラブルで快適に使えるのが実情で、(※もちろん、要求される手順とハードのスペックを満たした仕様になっていれば、の話です)これまでと違って、レインボー玉ぐるぐるとかフリーズとかカーネルパニックが全くないですからね、まず I/O error もないんですよ。

eSATA だって macOS のシリアルATA装置ツリーでドライバなしで Generic AHCI Controller として認識される PCI Express カードを用意すれば、これまでと同じように普通に快適に使えます、此の期に及んでやっとまともにハードが活かせるってところ。
グラフィックスカードだって Mojave なら Radeon Pro WX 9100 までお墨付きで使えるんですからね、未だ嘗てなかった軽快な作業が実現できます。
実際に Mac Pro (Early 2009) で Radeon VII ×2発が動いてるわけですから、最大消費電力 250W の AMD Radeon™ Pro VII もきっと普通に動作するでしょうね。

(Boot natively という意味において)

Mac Pro (Mid 2012)
Mac Pro Server (Mid 2012)
最終対応のオペレーティングシステム:macOS Mojave 10.14.6*

Mac Pro (Mid 2010)
Mac Pro Server (Mid 2010)
最終対応のオペレーティングシステム:macOS Mojave 10.14.6*

Mac Pro (Early 2009)
最終対応のオペレーティングシステム:OS X El Capitan 10.11.6(公式)

※Early 2009 も実質的に最終対応のオペレーティングシステムは macOS Mojave 10.14.6。

Early 2009 の場合は、最低限以下の条件を満たす必要がありますが、ECCメモリもたくさん積め(OCLPと特定のメモリで最大256GBが可能)、リンク幅:x4・リンク速度:5.0GT/s あるいは 8.0 GT/s x4で NVM Express も使えます。
・MacPro4,1 → MacPro5,1 へのゴニョゴニョ
・ブートROMのバージョン:144.0.0.0.0
・SMCバージョン(システム):1.39f5
・SMCバージョン(プロセッサトレイ):1.39f5
・Mojave 以降は Metal 対応必須

Mac Pro のモデルを識別する


NVM Express が使えるんだからそれも使いましょ。

5.0 GT/s x4の場合

Early 2009 だと NVMe は Samsung の 970EVOIntel SSD6, Intel SSD7 が起動ディスクとしても安定して使えています。

シーケンシャルはまあこんな程度だけど、実用域のランダムアクセスは結構速いですよね。

※(970EVO はすでに後継機に変わり、後継機のプラスはブートもしないという話もあったりしましたが、まあ実際はなんでも使えるはずなんですけどファームウエアとAppleの記述との相性はあるのかもしれないですね。
Samsung 970 EVO Plus NVMe SSD も初めはそういう話があったのですがファームウェアアップデートで修正済みです。)

High Sierra の頃は Apple 以外の NVMe SSD は使えないものがたくさんあって、IONVMeFamily.kext にパッチを適用するための一連のスクリプトと plists をシコシコ入れて、パーミッションのリペアとキャッシュのリビルドなど Kext Wizard for Mac なんかを使ったりしてやる必要がありましたが、Mojave 以降はそういうこと気にしないでも、ほぼなんでもポン付けで使えそうな勢いですよね。

※ OS にもよりますが、Mac で避けるべき NVMe もあります、そういうのはだいたいもともとの用途やファームウエア、そこらがアカンかったりしてましたよ。

Intel SSD 660P
NANDフラッシュメモリ:64-layer, QLC, Intel 3D NAND
シーケンシャルリード:最大1800 MB/s
シーケンシャルライト:最大1800 MB/s
ランダム4KBリード:最大220000 IOPS
ランダム4KBライト:最大220000 IOPS

Intel SSD 760P
64層3D TLC NAND NVMe
シーケンシャルリード:最大3230 MB/s
シーケンシャルライト:最大1625 MB/s
ランダムリード:最大340000 IOPS
ランダムライト:最大275000 IOPS

旧シルバー箱型 Mac Pro の場合、よくある安価な PCIeカードだと NVMe は速度的にも 5.0GT/s ×4 や ×1 レーンの限界で頭打ちになるため、そこにこれ以上の速さの SSD をおごっても意味がないし、Macで、古い機種でとなるとそもそも肝心のブートができるかどうかは実機で試してみないとわかりません、だましだまし使えても 古いタイプのWD_BLUE みたいなのではダメ(最近のSN570などは大丈夫)です。

Samsung NVMe 970 EVO
最大転送速度 : 読出 3,400MB/秒 書込 2,500MB/秒
NVMe (PCIe Gen 3.0 x 4)

intel SSD 6 なんかと比べてシーケンシャルリード、ライトともにだいぶスペックが違っても PCIe 2 の 5.0x4レーン の場合だと帯域の頭打ちがあるので本当にどれも大差ないです。
でもね、OWC の Thunderbolt 3 接続外付け NVMe SSD ケースの実測値とまるっと同じ速さなので、実用としては十分でしょ?
QLC か TLC かとかそんなのも、この速度じゃ関係ないし、耐用年数的にもほぼ影響ない。

これは某所で"速度が出ないよ"っていう例の噂の Slot-2 への装着で常駐ソフトが動いているというか普通に何か他のことをやっている最中の計測でシビアなものではないのですが、問題ない速度が出ていると思います。
Slot-1 と Slot-2 は ×16 なので、そこに ×4 を持ってきても ×4 でしか動作せず、それ以下になるなんてのはそもそもが独自おま環のおかしな噂なんだと思いますが。

PCIe 2 の x4レーン:5.0 GT/s x4レーンになるので 5×4×80% で理論値 1600MB/s あたり、実効値は 1500MB/s 前後程度、それよりもブートや動作、キャッシュ性能やその大きさ、Trim などが確実で安定したものである必要があります。
Intel SSD 7 も普通に起動できますが、x4 のスロットで使うのなら Intel SSD 6 と比べて動作速度がほぼ誤差の範囲というか結局は一緒なので、在庫のあるうちはコスパのいい Intel SSD 6 の入手で十分かと。

なぜかというと、Samsung やその他の高速モデルと違って、動作温度がシリアルATA の SSD とまず変わらない、ぜんぜん熱くもならないんですよ SSD 6 が、なので速さがこの程度でいい場合はすごくいい感じです。
これはキャッシュに DDR3 が積まれた SanDisk の PCIe Gen3 NVMe である Extreme Pro も同じような傾向、速度は前出の Intel よりも少し速い割にあんまり熱くならないのでその部分を重視するならおすすめ。(※最近の Gen4 も Extreme Pro と同じくらいしか熱くはならないので、もうあまり意味はないですね、ただ SSD 6 だけは突出して熱くならないので、その価値はあります)

少し古い規格は書き込み側はほんの少し遅い、でも書き込みを連続させたままとかにしないと通常の使用では遅さの体感は不可能なくらいで、素のスペックに大幅な性能差がない SSD だとリード側でもほぼ有意な差そのものが出ません、誤差みたいなもん。

8GT/sx4レーンで使えばリードだけがライトの倍以上は速度がでる(5GT/sx4レーンだとなんと Intel SSD 660P よりも書込み速度が少し遅い) SanDisk の Extreme Pro みたいなのもありますが、それはぶっちゃけ Gen4 のものより明らかにライトが遅いわけで、カメラのSDカードでは絶大な信頼感のある Extreme Pro とはいえ、正体は WD の Gen3 で、なぜかもっと速くて保証期間も変わらない Gen4 の製品とお値段的にはまるで差がないのでコスパはイマイチかもしれないです、というか発熱がわりと少なめ、Extreme Pro のデザインのステッカーがイケてる、というところ以外には意味がない。
ATTO Disk Benchmark のバーグラフだとそれがわかりやすい。

Windows でみた場合も一緒で、Extreme Pro は Read はそれなりでも Write が遅い。
なぜか RND4K Q32T16 だけは読み書きともに速いので通常の使用だと困らないとは思いますけど、PCIe2.0規格との相性はいまいちなのかもしれない。

Samsung なら Gen3 でもリードもライトも同じ様になるし、WD なら Gen4 のものはリードもライトも同じ様になります、こんだけおかしなグラフになるのは Extreme Pro くらいだと思います、5年も保証がついてるからまあいいけど。
Samsung は Samsung でなんかいやらしいですけどね、なぜか日本語サイトにはファームウエアへのリンクもページもないですからね。(追記:後にサイトが大胆に刷新されて、そこらはまったく問題なくなりました)

いまや San Disk も Western Digital も G-DRIVE の G-Technology も会社は一緒みたいなもんで、いずれもサポートもサービスも良いので安心ですね。

※(Intel は SK Hynix の新会社 Solidigm に買収されましたので、今後どうなるかはわかりませんが、Solidigm のストレージツールなどは intel ドライバーサポートアシスタントから自動的に配布されていますし、今後も特に問題はないでしょう。
まあ名前が変わっちゃうだけです。
いままでに販売された Intel製 SSD も、すべて Solidigm のブランドに名称が変更されています。)

昔からサーバー用のメモリなどでは地味にスタンダードな SK Hynix なので心配もないでしょう。

起動に関しては、EFI が PCIe へアクセスして各スロットのカードを検出する工程まで後回し、ハード的に順番が読み込みの最後の方となるので、起動とシャットダウンの時間は少し余計に必要になります。(※ここらは macOS Big Sur や Monterey では解消されています、ただし1,000円前後のPCIeカードによってはその効果が出ない場合もあります)

あと、体感的には Mojave の最終バージョンあたりではおそらくもう少し解消されているんだろうけど、APFSフォーマットが始まった当初の High Sierra からの固有の問題として、APFSフォーマットの SSD で Trim を有効にしている場合(何もしないでも有効になっています)に Trim関連のクリーンアッププロセスがファイルシステムで実行されるための約15秒が起動時間にプラスされていましたので、SATA に HFS+ の SSD から起動する快適さに慣れていたら NVMe での起動プロセスはいっそう長く感じたはず。
一旦 Mojave にアップデートしてから High Sierra に戻して使ったところで、High Sierra で使う以上この起動の遅さの部分は一切変わらないのです、遅いです。(Big Sur や Monterey、Windows 11 や 10 だと起動は普通に速いです)

でも読みに行ってから立ち上がるまでと、立ち上がってからの動作は SATA とはだいぶ違ってくるので、使用感はとても気持ちいいですね。
5.0 GT/s x4の場合、理論上限速度が 2000MB/s 、PCIe2の場合だと 8bitのデータを10bitに変換する符号化でそこから 20%減るため、1600MB/s は理論値上限の転送速度で、それが10年昔のMacでほぼ実効値で出ている、それはそれですごいことですが、それ以上の速さが出るスペックの SSDを4レーンで積んでもここで頭打ちになります。

いっそのこと x16 で動かせたら性能を活かしきれるのでもっといいんですけどね、5.0 GT/s x16 だと全然違うじゃないですか。
実はあるにはあるんですけど、すごい高いんですよね、高価すぎてわけがわからんくらい。

端子だけ x16 フルレングスで存在していて、基盤の配線は x4 のところにしか存在しない謎の中華カードとかはたまにみかけますけど(笑)

適価で 8.0 GT/s x4 にする方法はあります

(ほんとうは 5GT/s × 8レーンの 8bit /10bit 符号化で 20%減の速度で、擬似的に 8GT/sx4レーンって感じの Mac側の表示になっているんだと思います)
8.0 GT/s x4で動作させるPCIカードで動かす場合は、SamsungWestern Digital の PCIe Gen4 NVMe などが速くて気持ちいいです、現行の 2019Mac Pro に積んだ場合(Gen3 / 8Gbits/s × 4 = 32.0Gbps (128b/130b) = 31.508Gbps)とそんなに変わらない速度が本当に出てます。

その代わりこれらの SSD は前者の倍ほど発熱し、けっこう熱くなりますので、旧シルバーMac Pro の場合は有料のファンコントローラーのProバージョンを使って CPU や PCI の温度管理を複数セッティングしておいて、条件に合わせて切り分けて使うと設定した温度が維持されるように働くのでサーマルスロットリングも起こしません、だいたい上がっても 46度以下で安定します。
スロットにはそれなりに PCIのファンからの風が当たるので、SSDに乗っけるヒートシンクなどもアルミよりもの方が放熱の効率がよくファンが回転を上げようとしないのでいいと思います。

特に、旧シルバーMac Pro の場合はどんなにいい熱伝導グリスを使っていても PCH の発熱の仕方や CPU A側と CPU B側の極端な温度差が気になるものなので、ファンコントローラーのProバージョンがあればそれらの解決にも一石二鳥です。

そもそもの話、PCH のヒートシンクの縦方向のフィンの高さが短いんですね、これシングルCPU の Mac Pro の充分に大きなヒートシンクと共用パーツなため、専用設計でなく短いままで 2CPU だと放熱が足りていないことと、CPU B で温まった空気の流れで PCH のヒートシンクを冷ましつつ CPU A を冷やす構造で、その真上にはGPUがいますから、フロントの吸気から冷やされる CPU B よりも過酷な環境なので、そのままだと必然的に筐体後方側に熱が偏る仕様ですから、ファンコントローラーのProバージョンは必須です、必要になった時にだけ回転を上げる動作をしてくれて、それで高負荷時でも安定稼働します。
お値段も良心的でとても安いですし、3.33GHz の 6コアモデル以上の 2CPU だとマスト。

ノート型の Mac のファンの音がうるさいから SMCコントローラを使って静かにさせよう、静かになりましたー!だとか意味のわからんトンチンカンな行為を平気で書いている意識高い系の人らとはまるでベクトルが違う必然性があるわけですね。
それ相当の冷ます理由があるからこそファンが回って冷やすんですし。

で、速度はこんな感じで、2009〜2012 の Mac Pro だと最高の使用感になります。

2009〜2012 の Mac Pro の場合、このカードは ×16 のスロットで使用します。
もちろん起動可能です。
×4 のスロットでも使えますが、その場合は 5.0 GT/s x4 になってしまい、ちょっともったいないことになります。
NVMe は2枚積めますが、ハードウエアRAIDではありません。

RAID にしたい場合はディスクユーティリティを使ってソフトウエアRAID にできますが帯域で頭打ちに近いかもしれないですね。
で、macOS Mojave からは OS起動ディスクの RAID は not allowing に戻っています。

ソフトウエアRAIDにせずに、Samsung 970 EVO での動作の例です。
Samsung 970 EVO を第11世代の Core i5 11400、ASUS H510M-F Windows10 の PCIe 3.0 で動作させた時と比べると、SEQ1MQ8T1 の Read だけが 189.61MB/s ほど遅くなるものの、そのほかの全ての項目では上回ります。

第11世代の Core i5 11400、ASUS H510M-F Windows10 の同じハードソフト構成でも Samsung 980Pro を 「PCIe 4.0 のスロット」で使えば SEQ1MQ8T1 の Read も Write も上記の「倍」に近い数字に軽く引き離されますが。
意外なことに、その他の項目については実はそれほど大差ないのです。

ここが Mac のアホらしいところなんですよね、7000MB/s の NVMe の速度を出すのに、Windows だったら PCIe 4.0 のスロットに NVMe を挿すだけ、Mac でこの速度を出そうと思ったら、マザーボードが 3枚は買えるようなお値段で PCIe マウンタカードをひとつ買わないといけないし。
2D しかやらないならいいけど、ビデオ編集の道具としては Windows 一択でしょう。

ソフトウエアRAIDにせずに、前出の WD_BLACK での動作の例です。
シーケンシャルもランダムアクセスもいい感じ。
Western Digital BLACK SN850 だと、Samsung 970 EVO よりも速いです。

SanDisk Extreme Pro と比べて、読み書きのバランスがすごくいい感じになりますね。

SEQ1M QD8:連続した 1MB データの読み出しアクセス命令を 8個同時に実行する
SEQ1M QD1:連続した 1MB データの読み出しアクセス命令を 1個実行する
RND4K QD64:4KB ファイルのランダム読み出しアクセス命令を 64個同時に実行する
RND4K QD1:4KB ファイルのランダム読み出しアクセス命令を 1個実行する
IOPS = Input/output Operations Per Second(入出力性能特性)
この程度でも、実際には M1 MacBook Air の SSD より速いです。

M1 MacBook Air の SSD の パフォーマンスが最大2倍高速に、だとか大げさに宣伝されますが、それは Apple の製品が全部遅いだけで、この Western Digital BLACK SN850 が本来要求の帯域幅のスロットに収まれば本当は 7000MB/s なので、信者はみんな浦島太郎みたいなもんですね。
PCIe5 / DDR5メモリの時代ですから、せめて PCIe4 のミドルクラスの多用途マシンくらいはあってもよさそうですけど、ないんですね。
スマホ・タブレット以外の売れ筋では ARM がもう今の Apple の主流だし、そういうクラスは作らないのでしょうね。

総合的にも良い影響が出ます。
Radeon RX RX580 でも使えそうな感じですね。

どうでしょうか?
数字としては、Thunderbolt 経由の Sonnet eGPU でつないだ Radeon RX 5700XT と比べて、4K CPUでは 2.6倍、FPS は2.77倍 速いという数値です。
(eGPU Box だと、Thunderbolt の帯域で結局 ×16 レーンが ×4 程度でしか使えず、もともとの GPU の素性が十分には発揮できていないため)

Radeon RX 5700XT も、PCIe に置けば若干 RX580 よりも良くなります。

まあ本当に微々たる差なので、この約3倍ほど良くなる RX 6900XT とか欲しくなります、Mac Studio を抜いてしまいますし、M2 Ultra の Mac Studio なんかが出るまでは待てるんじゃないでしょうか(笑)


安あがりで快適に使いたいなら、ズバリ、『ASMedia asm2824 マスターコントロールチップセット』がキモ。
スターテックからも全く同じものが1万〜2万円も価格上乗せで販売されていて、なんだかなあって感じですが。
キャッシュの性能や量の加減でしょうか、32Gbps デザインの計算上の理論値なはず(間違っていなければ)の 2560 あたりを越してきます。

なら容量が大きい SSD でキャッシュ部分も大きいものでかつ RAID だとバッファが効く分と合わさって、もうちょっとだけ良いのかもしれないですね。
チップとキャッシュとコントローラーを自前で用意しているブランド、Samsung や Western Digital軍(San Disk, G-Technology)、Crucial (Micron Technology) の SSD だとそうハズレもないかと。

今時の PCIe 4.0(まだアップル製品にはないですが)で使えば 7000MB/s を超えてくるのが WD_BLACK などのすごいとこですが、PCIe 2.0 のオブソリート製品でも 32Gbps デザインのカードで 8.0 GT/s x4 での動作なら、そこそこなんかに使えるんじゃね?って感じですね。
これはもう iMac Pro につないだ Intel公式認証の Thunderbolt 3 接続ポータブル 外付け NVMe SSD ケースの実測値よりもガチで速いし、2018 Macbook Pro の Thunderbolt 3 でつないだ OWC Express 4M2 に NVMe 4枚構成 RAID 0 での実測値よりもガチで速いし、実用十分でしょ?

NVMe を OS やキャッシュ用途で内蔵させるならやっぱり SamsungWD_BLACK の1テラ以上がいいと思いましたね。

同じ ASMedia asm2824 マスターコントロールチップセットのものでも 64Gbps デザインのがあって…

転送レート理論値 64.5gbps(6400Mbps)、Read で 6900越え、Write で6400超えになっていて、NVMe が4個積める仕様。
PCI Gen4 ではなく Gen3 の製品ですが Windows でも macOS でも使えると明記していますので、BIOS での ×4×4×4×4 分割がいらないだろうしだいぶ気になりますが、無駄に高価格なんですよね、もっと値段が下がれば買いですね、High Point SSD7540 とかなかなか手に入らんですからね。
(Switchtec PFX-L 32xG3 PCIeスイッチ や ASM2824 PCIeスイッチは CPU や PCH でサポートされる PCIe分岐に依存しないので、BIOS から PCIe分岐の機能が設定できないクローズドエンドシステムの Mac にポン付けで動作します。)

あと超安だけど読込速度(最大):3500MB/秒 書込速度(最大):2400MB/秒という ADATA の XPG SSD M.2 512GB SX8100 シリーズ Type2280 PCIe3.0x4 NVMe 3D NAND DRAMバッファ512GB が本当に安価なので試しに2つ購入してみましたが、こちらは 8.0 GT/s x4カード上だと動作良好、5.0 GT/s x4カードでは Write側が少し遅かったり、連続書き込み動作時の速度になぜか少しムラがでたりします、ADATA の XPG には Realtek のカニのマークが付いていたので、その不安定さに定評があったあの 100Base-TX の頃の Ethernetカードの時代のことを思い出しますね。
元がゲーム用途な eスポーツモデルのなかでもエントリーだし、派手なヒートシンクも付いていて楽しげなんですが、まあ中身はお値段なりでしかないってことでしょうか、エントリーモデルではなくその上のグレードの性能の高いものになると、他社の高速 NVMe と価格だってぜんぜん変わらないです。

ADATA の XPG をUSB3.1の10Gbps+10Gbps帯域カード(USB 3.2 Gen 2)激安の外付けケースで使えば古い Mac Pro でもちゃんと 10Gbps で使えているのでコスパ抜群ですが、USB3 の外付けケースとの組み合わせならどこのものでもまあこんなもんです。フォーマットは exFAT にしてあります。
もともと ADATA XPG SX6000 Pro ASX6000PNP などがポータブルケースの非動作確認済みに入ってたりしますので、特に ADATA をオススメはしませんが、この XPG SSD M.2 512GB SX8100 は Mac でも Windows でも問題なく動作していますし、内蔵させて OS の起動にも使えます。
ただ言えることは、やっぱり SamsungWD_BLACK がうんと速いです、そこは使ってて普通にわかるくらいの差があります。

同じカードに同じケース、同じ ADATA の XPG でも、APFSフォーマットだと、暗号化していても exFAT よりも少しは速度が出るかのな?って感じですね、そう大差はないですが、Mac だけで使う場合ならこっちのほうが気分は良いですね。
暗号化をやめるともう少し速いのかもしれないけど、それは今回やっていない。

アマゾンのレビューで、似たようなポータブルケースをボロクソに腐して返品だとか 4Kビデオ編集に使えないとか書いてるのがありますが、ビデオ編集に内蔵直付けや Thunderbolt帯域ではない USB3 の USB-C をつないでも、元が 10Gbps なんだからそこから 最悪 2割落ちくらいが実効値なのが関の山ですし、わけわかってない人に物を買われて、使われて遅いゆうてレビュー書かれて返品されるのもリスキーですよ。

そもそも MacBook の PCIe 側インターフェースとケースが 3 だったら 9.7〜8Gbps ほどの帯域だろうから全くの正常値ですよね?
ほぼ 10GT/s の 128b/132b エンコードでおよそ 9.7Gbps になって、埋め込みの信号の分とブリッジ LSI でもうちょこっと遅くなってしかりでしょ。
ノート型で 4Kビデオ編集のための外付けというなら、なんで Intel公式認証の Thunderbolt 3 接続ポータブル 外付け NVMe SSD ケース とかでやらないでわざわざ USB3 ケースを買って怒るのか、意味がわかりませんが。

USB って後からどんどん名前ロンダリングをやるからダメなんだと思います。
正直に速さとバイツーか否かと供給電力数とを紐付けた呼称にしないと、口金サイズも見てくれもそっくりさんばっかりだし、そこに乗っかってさらに広告企画的なスーパースピードだかファーストだかの呼び名に記号というかマークもあるし、ケーブルにもそれぞれ規格の違いがあるのに見てくれも口金も一緒だから余計ややこしいですよね。
※(USB 3.1 Gen 1とGen 2、USB 3.2 の違い)

外付けのケースといっても、USB 3.2 Gen2 x2 の PCIeカードに、本来 20Gbps で使えるはずの USB 3.2 Gen2 x2 対応外付けケースを繋いでも OS が Mac の場合だと USB 3.2PCIカードとして認識はされていても肝心の USB 3.2 Gen2 x2 の規格にちゃんと対応していない感じで、規格のほうもずっとオプショナルまま放置になっています、x2 はもう将来性ゼロかも。


あれ?、対応してるやん、20Gbit/s で外部接続もいけるやん!、と思って…

見てくれ上は PXS4 や USB32Bus やらホストコントローラのドライバやら eXtensibleホストコントローラなどがもっともらしくちゃんと表示されていても、それを信じたら…
Mac Pro にサードパーティの PCIeカードじゃ Mojave でも Catalina でもダメでしたね。

※ちなみに、USB3.1(Gen 2) のカードの場合は、PXS3、USB3.1 Hub や USB 3.1Bus と表示され、このようにちゃんと 10 Gb/秒で使えています。
ProGrade っていうのは、繋げているカメラのカードリーダーのブランド名です。

USB3.1(Gen 2) の 10Gbps+10Gbps帯域カード(※USB 3.2 Gen 2x1 旧称 USB 3.1 Gen 2)に USB 3.2 Gen2 x2 外付けケースなら 10Gbps出ても、 USB 3.2 Gen2 x2カードに USB 3.2 Gen2 x2 外付けケースだとなぜか 20Gbps にも 10Gbps にも 5Gbps にもならず、最高480 Mb/秒というアホくささなのでそこらには注意が必要なのです、Thunderbolt 3 や 4 があるし、普通に考えてこれからも Apple は USB 3.2 Gen2 x2 はテキトーに放置なんでしょう。※旧称とは?、それは規格があとで名前だけを変えたからで、まったく同じものです。

USB 3.2 Gen2 x2 のPCIeカードは ASM3242チップセットのものやそのほかのものなどを複数購入して実験しましたが、Windows10 ならフル性能発揮で使えても Mac Pro では予想の通りやはりアカンでしたよ。
さらに、外付けケース側の方も、基盤が Realtek の安いカニチップだろうと ASMedia のいいものだろうと、それは一緒のことでした、ケーブルについても付属のもの・高級ケーブル、長さの多少の違いなども関係なかったです、残念、Gen2 x2 は正直 Mac には向かない忘れ去られる規格かも。
古い Mac Pro で最大限高速の接続と電力供給を安定して実現するにはもうギガバイ子ちゃんをゴニョゴニョして Thunderbolt 3 を使うしかないようですね、でもそうするとスリープ関係に問題を抱えるので、Thunderboltディスプレイを使わない人にはあまり意味がないですし。

まああれも Thunderbolt を持たない時代の機種に Thunderbolt って部分は画期的だけど、Thunderbolt モニタへの出力用途や Ethernet、USB、さらに bluetooth用の再ルーティングだって追加してやれば可能にもできるってだけで、システム情報での Thunderbolt 表示が Up to 40GB になっていても、そもそも PCIe2 の規格で使うんだし、PCIeソケットも ×4 で、なぜか 2.5GT/s ×4 では Up to 40GB の転送速度になる道理がないです。

まあでもいろいろちょっとしたことでいい感じに気持ちよく使えるんだから、eSATA や FireWire だってすでに機器を持っていて十分使えるのならそのまま機嫌よく使いたいところですよね?

じゃあ、どうしても外部 eSATA製品を使いたい場合はどうするか?

ズバリ、『ASMedia asm1062チップセット』のカードを使えばいいんです。
それで High Sierra や Mojave でも 外部 eSATA製品が快適に使えています。

だけどもうそろそろこの手の部品のタマ数が大量にはないんですよね、なので早めにキープしとかないと、なくなると新品での入手が困難になっていく。

たとえば Ableconn のものだと、転送率最大 6.0Gbps の SATA III をサポート、SATA I/II の1.5/3.0Gbps と下位互換、Linux や Mac OS X、macOS ではドライバのインストールも不要、Windows 10/8/7/Vista、Server 2012/2008、Linuxにも対応、ドライバがいるけどWindows XP にも使えます。

eSATA III
Ableconn pex-sa130 2 - Port eSATA III


こいつを PCIe にセットして使ってみたところ…

macOS Mojave 10.14.6 のシステム情報
AHCI バージョン1.31
システム情報


AHCI バージョン1.31サポートなので、ドライバなしで MacのシリアルATA装置ツリーで Generic AHCI Controller として認識されています。
ST2000DM001-1CH164 とは eSATA の外部ハードディスク G-DRIVE のことで、S.M.A.R.T にも対応しています。

(リンク速度が6ギガビットなのに、実際のリンク速度が3ギガビットの表示になっているのは、接続して使っている古い G-DRIVE 側が3ギガビットの仕様のためです。)

 


Ableconn pex-sa130 2 - Port eSATA III 6 Gbps PCI Express 2レーンホストアダプタカード AHCI port-multiplier PCIe 2.0 x2コントローラカード ASMedia asm1062チップセット

spec
データ転送:最大6 Gbps
ポートマルチプライヤをサポートするポート数: 2
ポートマルチプライヤを介してサポートされるドライブの数: PMごとに1から5
ポートマルチプライヤの数: 2

 



6 Gbps eSATA III外部ポート x2のPCIe Gen2 x2レーンホストアダプタ
PCIe 1.0およびPCIe 2.0の各マザーボードをサポート
10 Gbps PCI Express 2.0 x2準拠
シリアルATA仕様3.2完全準拠
SATA III転送率6.0Gbps、3.0Gbps、1.5Gbpsをサポート
SATA I & SATA II & SATA III HDD、SSD、光学ドライブ、およびブルーレイドライブをサポート
ATAおよびATAPIコマンドをサポート
FISベースまたはコマンドベースのスイッチングで2ポートマルチプライヤをサポート。
(5ポートPMを両方使用する場合、全体で最大10個のSATAドライブになります)
SATAホットプラグおよびネイティブコマンドキューイング(NCQ)サポート
Macではいらないけど、ロープロファイルのブラケット付き。
PCIe x2、x4、x8、またはx16スロットに空きが 1つあればOK。
ボード上のBIOSはWindowsのブートをサポート
各ポートにLEDのアクティビティインジケータ用のLEDピンヘッダ付き
RoHS完全準拠。高品質、台湾製


まあスクラッチ用として使うには速さが足りないけど、バックアップ用や画像などの保存用途として eSATA 外部ディスクを活用できますね。
まだまだ十分に現役で使える eSATA 外部機器を持っている人向けの情報でした。

PCIe Gen3や4 が主流の今時、PCIe Gen2カードが駆逐されてなくなる前にどうぞ(´・ω・`)

お買いもの忘れはないですか?

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  1. Mac Pro2009改 High Sierraで動作するeSATAカードを探していたので、この記事をみつけて嬉しさのあまり、とびあがりました。ありがとう購入しようと思います。

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