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【きてます】OpenCore Legacy Patcher 0.4.10 Latest

OnyX も新しいのが来てたので、なんかあるのかな?ってきがしてたんですけど、まさかの 「Kepler GPU サポートなし問題を解決」した OpenCore Legacy Patcher だとは…

OpenCore Legacy Patcher 0.4.10 Latest きましたね。
バグ修正専用リリースです。(このビルドでは Ventura のサポートは利用できません)

…ていうか、天才現る

macOS 12.5 での Nvidia Kepler GPU のサポートがついに解決!
OpenCore Legacy Patcher 0.4.9 のリリースからまだそんなに日にちが経っていないのに、Nvidia Kepler GPU を搭載した iMac、MacBook、Mac Pro がまた普通に使えるようになる 0.4.10 Latest のリリース、すばらしいですね。

macOS 12.5 Beta 3 以降 Apple は NvidiaKeplerGPU サポートを終了させていて実質使えなくなってしまったわけですが、今回のバージョンなら Kepler GPU を搭載した 古 Mac も macOS 12.5 (21G72) にアップデートがおこなえますね。

完全な変更ログの内容の確認やダウンロードはこちらから。


機能の仕組みや使い方など、詳細はこちらで確認してみてください。
OpenCore Legacy Patcher
https://dortania.github.io/OpenCore-Legacy-Patcher/

0.4.10 になりました。


OCLP で古いデバイスを最新の OS で再生して長く使うことで電気電子機器廃棄物(e-waste)を削減できますし、既存のハードウェアをセキュアな環境で最大限に活用する持続可能なソリューション、よい感じですね(しらんけど)

追記:古い Kepler GPU の GeForce でも使えています。
もうだいぶ古い時代の NVIDIA GeForce GTX680 Mac版書き換えでも、Monterey 12.6.2 と OpenCore Legacy Patcher 0.5.3 の環境でも問題なく動作しています。
Geekbench 5 などのベンチで計ってみると、NVIDIA GeForce GTX680 は Radeon RX 5700 XT のほぼ 1/10 ほどの性能しかありませんが、Finder 上の通常動作時だと体感としてはわずかに遅い程度で、ウインドウのリサイズとか移動は比較したらほんのわずかにちょっと違うなあって気がする程度の、気にしなければ別に気にならない感じで、それなりに普通に動いています。

逆に、リカバリーモードで起動させてディスクユーティリティを使う場面などでは、Mac版にフラッシュした GeForce GTX680 の方が Radeon RX 5700 XT よりもほんの少しウインドウやアラートなどの表示が速いくらいの感じで、ほぼ遅延なく動作します。
このカードの主な特徴である、負荷に応じて自動的にクロックを引き上げる NVIDIA GPU Boost が地味に効いているのかも?、しらんけど。

MacPro 5,1 に OCLP で Monterey をインストールして AMD Radeon RX などのビデオカードを使う場合だと、システム情報→ハードウェア→ハードウェアの概要のシステムファームウェアのバージョンは 9999.999.999.999.999 となりますが、Mac版にフラッシュした GeForce GTX680 を使っている状態から OCLP で Monterey をインストールする場合は、システムファームウェアのバージョン(Windows で立ち上げた場合は BIOS バージョンのところが Apple Inc.の 144.0.0.0.0)は 144.0.0.0.0 のままとなるので、そこらが原因なんでしょうか、しらんけど。

ただし、DP入力を持たない HDMI入力の 4K UHD HDR モニタをつないで、文字をあえて大きめに表示するような 1920×1080 の疑似 UI 解像度で使う場合など、Mac で GeForce GTX680 の HDMI出力だと @30Hz、24ビットカラーとなります。
この世代のカードの HDMI は HDMI1.4準拠の出力なので、3D立体視表示を利用した場合のフレームレートは 24FPS に固定されます。

画面を 60Hz で使いたい場合は、元から DP入力を備えた 4K モニタを使うか、GeForce GTX680 の DP出力側に DP-HDMI変換コネクタをかませて HDMI で使います。
ケーブルには最低限プレミアムハイスピードHDMIケーブルが必要ですね。


DP-HDMI変換コネクタ
(よく見かける DP-HDMI変換コネクタは 30Hz でしか変換できない物が多いため、4K@60Hz のものを選ぶ必要があります)
DP出力側にコネクタをかませて HDMIケーブルでモニタと接続すると、システム環境設定のディスプレイの項目の中身が自動的に増えて、30Hz 以外にも 50Hz、60Hz が選べるようになります。
1画面出力での最大値を活かす使い方をして、ディスプレイポート出力で 60Hz だと GeForce GTX680 も少しはシャッキリしますね。


HDMIケーブル
HDMI変換コネクタもだけど、HDMIケーブルも事前に確認すべきポイントがあったしります。

・スタンダードHDMIケーブル
Ver.1.2 のスタンダードHDMIケーブルは伝送速度 4.95Gbps 対応、最大解像度が1920×1200、フルHD の映像の転送までの古くてしょぼい HDMI規格です。

・ハイスピードHDMIケーブル
Ver.1.3~1.4 のハイスピードHDMIケーブルは民生品の 4K対応ビデオカメラ、デジカメなどによく採用されているような最大 10.2Gbps の伝送速度の HDMI規格です。
Ver.1.4 であれば、フルHDだけでなく 4K や 3D映像にも対応、4K解像度(3840×2160)で 1秒間 30フレームの伝送が可能なので、いまからわざわざ Ver.1.3 を買う意味はないので、ハイスピードHDMIケーブルなら Ver.1.4 を選びましょう。

・プレミアムハイスピードHDMIケーブル
Ver.2.0・Ver.2.0a のプレミアムハイスピード規格は 18Gbpsの伝送速度、4K解像度で 1秒間 60フレームの画像伝送に対応、HDR(ハイダイナミックレンジ)に対応します。
HDRモニターならこれが最低限必要ですね。

・ウルトラハイスピードHDMIケーブル
Ver.2.1 のウルトラハイスピードHDMIケーブル は 48Gbpsの伝送速度、4K解像度で 1秒間120フレームの画像伝送に対応、最大 8K映像に対応、ゲーミングモニターなどの高リフレッシュレートパネルのモニターや、クリエイティブ用途向き。
今から HDMIケーブルを入手するならこれ一択で無駄にならないかと。

USB の規格と一緒で面倒くさい名前やらいろんな口金サイズやらその組み合わせやらがあとから次々出てきますけど、グラフィックカードやカメラの出力の規格やモニタの規格に合うものかそれ以上の規格のケーブルを使う必要がありますね。


そんじゃあね〜…(´・ω・`)

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