OpenCore Legacy Patcher v0.6.6 が来ましたね。
新しい UI レイアウトになったリリースです。

このリリースでは多くの新機能が含まれており、古いハードウェアでも PatcherSupportPkg の抽出時間が短縮されるなどルートパッチの適用も迅速化され、OpenCorePkg 0.9.2、Lilu 1.6.6 などのバイナリもインクリメントされているため、つい最近 OCLP 0.6.5 で macOS Ventura 13.4 になったばかりのこの Mac Pro (Early 2009) の環境ですが、新しいリリースの OCLP 0.6.6 と入れ替えてみました。
少し前こんなことをシコシコやっていた頃と比べて、ずいぶんお気軽になりましたね。

Build and Install OpenCore
とりあえず OCLP 0.6.5 アプリを OCLP 0.6.6 に入れ替えて起動させ、Build and Install OpenCore をクリックして、ビルドして再起動。
Post-Install Root Patching
Mac Pro (Early 2009) に AMD Radeon RX 580 という環境なので、ルートパッチの Post-Install Menu には AMD Legacy Polaris と Legacy USB 1.1の項目が出ています。
で、最後にこのパッチが当たっているのが v0.6.5 を使っていて May 19, 2023 なんだということがわかりますね。

Start Root Patching をクリックして進めます。

これが終わったらまた再起動。

なぜか 0.6.5 でのブートになっていたようで、今回インストールされている 0.6.6 のブートローダーにアップデートしますか?って出てきたので、アップデートして入れ替えてもういちど再起動し、動作も無問題です。

さきほどブートがあんな感じだったので、Root Patching もちゃんと当たったのかどうかを一応チェックするために、もういちど OpenCore Legacy Patcher のアプリを起動して Post-Install Root Patching をクリックしてみます。

v0.6.6, May 23, 2023 に全部のパッチがすでに当たってるよ、って感じでコンプリートされていましたね。
OpenCore Legacy Patcher v0.6.6 の新しい UI レイアウトの一番下には、Settings のボタンがあります。
まあ、あんまいじることもないだろうけど、この新しい UI レイアウトは中身が結構わかりやすくていいかも。
今までものものと比べて、誰にでも最高にわかりやすい形になっているというか。
Settings
Settings の中身も、みるからに今までよりも使い勝手よく改善されていますね。
Settings の中身の各種タブと、その中にある項目もわかりやすく整理されていて、変更を行う場合も便利そう。
Boot Picker の表示時間もタイムアウトまで何秒にしておくかなど簡単に変更できますね。

だいぶ枯れてきて安定の macOS Monterey とは違って、まだまだ改善改良が期待できるはずの macOS Ventura と OCLP だと思うんですけど、Mac Pro (Early 2009) の環境だと、とりあえずあとは Monterey のように Navi GPU が使えるようになると嬉しいですよね、パフォーマンスを落とすことなく使うことができてこそ理想的だし。
それと、OpenCore Legacy Patcher v0.6.6 リリースの下の方に、今回 AMFIPassパブリックベータテストも載っています。
(AMFI やライブラリの検証を無効にせずに Mac を使用、近い将来 OCLP マシンでさらに多くの SIP ビットを有効にすることが目標)
※ AMFI:Apple Mobile File Integrity
また、OpenCore Legacy Patcher のページも新しいものも含めた説明に更新されているので、こちらをぜひ参考にしてください。

個別のケースは色んな情報が役立つけど、おもに大事な「キモになるところ」は全部こちらにちゃんと書いてあります。
あと、メンテに便利な OnyX が v4.4.0 にアップデートされていますよ。
で、今回 OpenCore Legacy Patcher 0.6.6 が「すべてのユーザーに推奨」となっているので、macOS Monterey で使っているほうの Mac Pro (Early 2009) の OCLP も 0.6.5 から 0.6.6 へと入れ替えてみました。
リプレイスしてリビルドしてパッチ、すんなりいきました。
0.6.5 のときと同様、問題なく正常動作しています。
システム設定のパネルからの各種設定がちょっと煩雑になってゴチャついてきた macOS Ventura よりも、macOS Monterey のほうがなんかシンプルで使いやすい気がしますね。
CCC
Carbon Copy Cloner 6.1.6 (7530) アップデートも来ています。
Open Core Legacy Patcher を介して Monterey または Ventura を実行している古い Mac でのみ発生するクラッシャーにも対処されています。
CCC がすでに NAS ボリュームの認証情報を持っている場合に、それを要求する可能性があるロジックの問題その他諸々の修正がされてより良くなっています。
追記:OpenCore Legacy Patcher 0.6.7
Update Available て感じで、こういうのが出てきてお知らせしてくれますのでアップデート。
個々の環境にもよりますが、うちの場合は Monterey にはレガシーワイヤレス、Ventura には AMD Legacy Polaris と Legacy USB1.1 のパッチが用意されます。
OpenCore Legacy Patcher 0.6.7 は Increment Binaries PatcherSupportPkg 1.1.2 - release ほか、多くの改善と修正が含まれるリリースです。
macOS Ventura 、macOS Monterey ともに、v0.6.6 のときと同様、Mac Pro 5,1 (Early 2009) で問題なく正常動作しています。
相変わらず 旧シルバー Mac Pro は普通にちゃきちゃき動きます。
既存のハードウェアをセキュアな環境で最大限に活用する持続可能なソリューション、よい感じ(しらんけど)
そんじゃあね〜…(´・ω・`)
新しい UI レイアウトになったリリースです。

このリリースでは多くの新機能が含まれており、古いハードウェアでも PatcherSupportPkg の抽出時間が短縮されるなどルートパッチの適用も迅速化され、OpenCorePkg 0.9.2、Lilu 1.6.6 などのバイナリもインクリメントされているため、つい最近 OCLP 0.6.5 で macOS Ventura 13.4 になったばかりのこの Mac Pro (Early 2009) の環境ですが、新しいリリースの OCLP 0.6.6 と入れ替えてみました。
少し前こんなことをシコシコやっていた頃と比べて、ずいぶんお気軽になりましたね。

Build and Install OpenCore
とりあえず OCLP 0.6.5 アプリを OCLP 0.6.6 に入れ替えて起動させ、Build and Install OpenCore をクリックして、ビルドして再起動。
Post-Install Root Patching
Mac Pro (Early 2009) に AMD Radeon RX 580 という環境なので、ルートパッチの Post-Install Menu には AMD Legacy Polaris と Legacy USB 1.1の項目が出ています。
で、最後にこのパッチが当たっているのが v0.6.5 を使っていて May 19, 2023 なんだということがわかりますね。

Start Root Patching をクリックして進めます。

これが終わったらまた再起動。

なぜか 0.6.5 でのブートになっていたようで、今回インストールされている 0.6.6 のブートローダーにアップデートしますか?って出てきたので、アップデートして入れ替えてもういちど再起動し、動作も無問題です。

さきほどブートがあんな感じだったので、Root Patching もちゃんと当たったのかどうかを一応チェックするために、もういちど OpenCore Legacy Patcher のアプリを起動して Post-Install Root Patching をクリックしてみます。

v0.6.6, May 23, 2023 に全部のパッチがすでに当たってるよ、って感じでコンプリートされていましたね。
OpenCore Legacy Patcher v0.6.6 の新しい UI レイアウトの一番下には、Settings のボタンがあります。
まあ、あんまいじることもないだろうけど、この新しい UI レイアウトは中身が結構わかりやすくていいかも。
今までものものと比べて、誰にでも最高にわかりやすい形になっているというか。
Settings
Settings の中身も、みるからに今までよりも使い勝手よく改善されていますね。
Settings の中身の各種タブと、その中にある項目もわかりやすく整理されていて、変更を行う場合も便利そう。
Boot Picker の表示時間もタイムアウトまで何秒にしておくかなど簡単に変更できますね。

だいぶ枯れてきて安定の macOS Monterey とは違って、まだまだ改善改良が期待できるはずの macOS Ventura と OCLP だと思うんですけど、Mac Pro (Early 2009) の環境だと、とりあえずあとは Monterey のように Navi GPU が使えるようになると嬉しいですよね、パフォーマンスを落とすことなく使うことができてこそ理想的だし。
それと、OpenCore Legacy Patcher v0.6.6 リリースの下の方に、今回 AMFIPassパブリックベータテストも載っています。
(AMFI やライブラリの検証を無効にせずに Mac を使用、近い将来 OCLP マシンでさらに多くの SIP ビットを有効にすることが目標)
※ AMFI:Apple Mobile File Integrity
また、OpenCore Legacy Patcher のページも新しいものも含めた説明に更新されているので、こちらをぜひ参考にしてください。

個別のケースは色んな情報が役立つけど、おもに大事な「キモになるところ」は全部こちらにちゃんと書いてあります。
あと、メンテに便利な OnyX が v4.4.0 にアップデートされていますよ。
で、今回 OpenCore Legacy Patcher 0.6.6 が「すべてのユーザーに推奨」となっているので、macOS Monterey で使っているほうの Mac Pro (Early 2009) の OCLP も 0.6.5 から 0.6.6 へと入れ替えてみました。
リプレイスしてリビルドしてパッチ、すんなりいきました。

システム設定のパネルからの各種設定がちょっと煩雑になってゴチャついてきた macOS Ventura よりも、macOS Monterey のほうがなんかシンプルで使いやすい気がしますね。
CCC
Carbon Copy Cloner 6.1.6 (7530) アップデートも来ています。

CCC がすでに NAS ボリュームの認証情報を持っている場合に、それを要求する可能性があるロジックの問題その他諸々の修正がされてより良くなっています。
追記:OpenCore Legacy Patcher 0.6.7



macOS Ventura 、macOS Monterey ともに、v0.6.6 のときと同様、Mac Pro 5,1 (Early 2009) で問題なく正常動作しています。
相変わらず 旧シルバー Mac Pro は普通にちゃきちゃき動きます。
既存のハードウェアをセキュアな環境で最大限に活用する持続可能なソリューション、よい感じ(しらんけど)
そんじゃあね〜…(´・ω・`)