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macOS Ventura 13.4.1 (a) (b) アップデート撤収

Web コンテンツを処理すると、任意のコードが実行される可能性があります。Apple は、この問題が積極的に悪用された可能性があるという報告を認識しています。

このところ、この手の問題が積極的に悪用された可能性ばっかです。
…という、CVE-2023-37450 の WebKit の脆弱性の問題に、チェックを改善することで対処する緊急セキュリティアップデートが来ていましたが、すぐに帰っちゃいました。

MacOS 13.4.1 (a) - Rapid Security Released
この macOS Ventura 13.4.1 (a) アップデート以降、macrumors や reddit では「Safari では Facebook が壊れ Instagram のコメントも表示されない、Instagram にアクセスできない、WhatsApp、Zoom が Safari ブラウザでサポートされていない」などなど、できないづくしの騒ぎになっていますが、もっとほかにいろいろな不具合があったようで、結局、騒ぎの最中に macOS Ventura 13.4.1 (a) も iOS16.5.1(a) も、配信が急遽停止されてしまった模様。

さらには MacOS 13.4.1 (b) や iOS 16.5.1 (b) や iPadOS 16.5.1 (b) も同様に特定の Webサイトが正しく表示されないなどの問題があり配信がすぐに停止されてしまった模様。


Safari 16.5.2
利用可能な機種: macOS Big Sur および macOS Monterey


macOS Big Sur と macOS Monterey 向けに用意された Safari 16.5.2 アップデートでは、上記のサイトやサービスなどはアップデート後も普通にアクセスできますし、表示もなにも特に問題ない感じで使えています。

Apple では、この緊急セキュリティ対応を適用した結果、一部の Web サイトが正しく表示されなくなる場合があるという問題を認識しています。この問題に対処するため、緊急セキュリティ対応 macOS 13.4.1 (b) がまもなくリリースされます。
https://support.apple.com/ja-jp/HT213825

Apple では、この緊急セキュリティ対応を適用した結果、一部の Web サイトが正しく表示されなくなる場合があるという問題を認識しています。この問題に対処するため、緊急セキュリティ対応 iOS 16.5.1 (b) および iPadOS 16.5.1 (b) がまもなくリリースされます。
https://support.apple.com/ja-jp/HT213823

まあこれもダメだったわけですが、前回の RSR の (a) と一緒で、今回の RSR の (a) も (b) も、そのうち改善されたものがまた別のアップデートとしてすぐに配布されるでしょう。
どういうわけか、このところの Apple って出したり急に引っ込めたり、こういう感じが続きますよね。


インターネットをより安全に
まあ、なるべく変なサイトやメール、怪しいリンクやファイルを開かないなどの習慣も大事かもしれない。
マルウェアやアダルトコンテンツは Cloudflare側でブロックする、WARP の VPN機能で通信は自動的にすべて暗号化するという感じで便利な Cloudflare WARP などを使っておくのもいいかと思います。

DNSサービス「1.1.1.1」、高速VPN機能「WARP」が使えます。
ちょうど最近新しいのが来ていたところです。

macOS および Windows 以外にも Linux, iOS および Android 向けの Warp があります。
あと Windows にも昨日たくさんアップデートが来てましたね。

で、Google Chrome なんかも WebKit なので、常に最新バージョンになっているかチェックしておくと安心。

Google Chrome 便利ですよね。


追記:MacOS 13.4.1 (C) - Rapid Security がリリースされました
Apple security updates and Rapid Security Responses
https://support.apple.com/en-us/HT201222

3度目の正直なるか?
できないづくしの騒ぎの阿鼻叫喚だった MacOS 13.4.1 (a) や (b) の Rapid Security Released を引っ込めて、改善された MacOS 13.4.1 (C) のリリースがきました。

iOS、iPadOS、macOS (iOS 16.4.1、iPadOS 16.4.1、macOS 13.3.1 以降) のみが配信対象
https://support.apple.com/ja-jp/HT201224

OCLP を実行している MacPro では RSR はインストールはされない
前回と同じく、OpenCore Legacy Patcher を実行している Mac ではどうやら Rapid Security Released はサポートされていない様子なので、 Mac Pro (Early 2009) の macOS Ventura ではインストールはされません。

やり直してみてください、ってことなのでやり直してみましたがダメです。
なので、ゼロデイ脆弱性対策でそのうち MacOS 13.4.2 が用意されて、そっちでまとめてなんとかなるのかもしれないですね。

そんじゃあね〜…(´・ω・`)

追記:OCLP を実行している MacPro では RSR ではなく、macOS Ventura13.5 (22G74) にて対応されました。

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