今日は馬いないけどね…(´・ω・`)
藤森神社は駈馬神事や菖蒲の節句の発祥地で、紫陽花苑が有名だったりもする。
藤森神社のイメージといえばまずは馬だけど、今日は馬はいない日。
でもこんな感じで、←人・馬、車→ って感じの非日常感が日常。
歩兵連隊碑の脇を流れるお水のところに、色のついた落ち葉もちらほら。
お手水の龍の角が折られて片方ない、果たしてこれでいいのかちょっと嫌な予感…。
とても静かで気持ちいい夕方の陽射し。
たまに、地域の手づくり市の場として利用されていたりもする。
拝殿の向こう側に見えている朱の鳥居は藤森稲荷社。
ここの眷属狐の顔はちょっと漫画チックな感じで、なんかかわいい。
藤森稲荷社の横には「不二の水」と呼ばれるご神水があって。
不二の水は「二つとないおいしい水」という意味なんだけど、ほんとに口あたりまろやか。
地下100mから湧き出すクオリティ。
ここにお参りしたらご志納金を入れてぜひ飲んでみてください、って感じでオススメ。
神社や酒蔵近くに集中する伏見の名水なんかを頂いて帰るにしても、でかいサイズのペットボトルをすごくたくさん持ち込んでってのは、はたからみててもほんと見苦しい姿なんだけど、逆に、着物姿で現れ、ご志納金をぱっとお札で払って、ペットボトル一本に注いで帰るおかみさんなんかを八坂神社で見かけたときは、うわ、かっこいいなあって思いましたね。
あっちこっちを徘徊してると思うんだけど、座れるところって意外と少ないんですよね。
ここの絵馬舎はのんびり腰掛けられる休憩所みたいな感じで好きなんだけど、絵馬の他にも競馬関係の絵なんかもあったりします。
有名騎手やプロスポーツ選手も参るところだし、ちょっと面白い絵馬舎。
藤森神社は勝ち馬の神様だとかよくいわれてますが、本殿の御祭神は日本書紀の編纂を主宰した日本最古の学者、学問の祖神とも呼ばれる天武天皇の皇子である舎人親王が目立つ感じ。
本殿のさらに後ろ側には足利義教が建立した八幡宮や大将軍社など室町時代に建てられた重要文化財が並ぶ、そういうものがちゃんと大切にされて残るのが日本のいいところですよね。
大将軍って名前はいったいなんやねんって感じだけど、それは桓武天皇による平安遷都の時に都の鎮護のために京都の四方に祀られたものだったりします。
本殿の裏あたりはちょうどいい感じのスペースというかお庭の通路みたいな感じで、近所の飼い猫も遊びに来て考え事してた。
ていうか気がつけばもうそろそろ落ち葉のシーズン、気がつくの遅すぎ…。
最近、来る人相手にはっきりとものを言わない神社が増えてたりして、その態度にモヤッとする人も多いかと思いますけど、いろんな事をゆるく放置してるとあんま良くないんですよね。
ここは、三脚禁止!ってな感じではっきりと意思表示しているので、そういうのがある分、行事や観光なんかのハイシーズンになっても、イライラやトラブルもわりと少ないんだろうなって思います。
他人の常識観に依存せず、言うべきはやっぱ言っておいたほうがいいという感じ。
藤森の周辺ってぱっとみあんまりなにもないような感じだけど、深草弥生遺跡だとかそういうのもあって、弥生時代中期の壷や石器や土器や木器が大量に発見されたりしてます。
鋤や鍬などの農耕具や建築用材や日用品なんかの木器に至っては、その頃のものも今使われているものとそうそう変わりないってところがすごいよね弥生時代、て感じで。
目で見てわかりやすいものといえば、そばに鴨川運河があっていい感じだったり。
鴨川運河はインクラインから伏見城の外堀だった濠川・宇治川派流につながるルート。
これは墨染舟溜から見た発電所のあたり、そろそろ夕焼け空になってくる時間。
カモがのんびりしてる。
運河沿い遊歩道の脇にちびっこひろば、誰もいない虚無感になぜか惹かれる。
運河の近く、小さな小さな踏切へ抜けるところ。
もう使われていないお店の色の褪せ方が気になる。
インクライン設備がある墨染舟溜の風景。
たしかに今も白い船が係留してあって、へー船があるんだ、って感じで。
最近はもうすぐに日が暮れて寒くなっていく。
電車に乗らずに歩いたら、なんちゃって伏見城が見えてきたりする。
ここらから見える伏見城がもし本物だったとしたら、すごく感動するんだろうなあ…。
Typ 109 だけ持った身軽さで、なんかたくさん歩いた。
藤森からもうちょっと北に行けば伏見稲荷。
ここらあたりは今日でも、稲荷神に向かって「土地返せ!」と迫り、「神様お留守、あと三年待て」と躱され続けているような状態の、1300年以上も続く紛争地帯でもあるわけです。
普段は眼に見えていない、お祭りの時にだけ見えるインビジブル紛争地帯。
てか Apple のティム・クックCEOが伏見稲荷大社に来てたですね〜。
そういえば稲荷山の土で造った日本最古の土人形が「伏見人形」なんですけど、そのなかでも特に有名なのが「饅頭喰い」だったりします。
饅頭喰いって、あの人形なんですのん?って感じなんだけど、実はあの人形って意味深で教訓的なものだったりする。
「お父さんとお母さんとどっちが好き?」とか子供に聞く人たまにいますよね。
で、そんな質問をされた子供が、手に持っていたお饅頭をふたつに割って「これどっちの方がおいしいと思う?」ってやり返す場面という人形だったりします。
そんな人形ってきっと他の国にはなさそうな気がしますけど、どうなんでしょ?
どこぞの某みたいに、夫はペット以下だとか公言するような、子供やペットや植物や夫を家庭内で序列化するような、そんな文化は日本にはなかったものだというか、ないですよね。
日本いいよね…(´・ω・`)
藤森神社は駈馬神事や菖蒲の節句の発祥地で、紫陽花苑が有名だったりもする。
藤森神社のイメージといえばまずは馬だけど、今日は馬はいない日。
でもこんな感じで、←人・馬、車→ って感じの非日常感が日常。
歩兵連隊碑の脇を流れるお水のところに、色のついた落ち葉もちらほら。
お手水の龍の角が折られて片方ない、果たしてこれでいいのかちょっと嫌な予感…。
とても静かで気持ちいい夕方の陽射し。
たまに、地域の手づくり市の場として利用されていたりもする。
拝殿の向こう側に見えている朱の鳥居は藤森稲荷社。
ここの眷属狐の顔はちょっと漫画チックな感じで、なんかかわいい。
藤森稲荷社の横には「不二の水」と呼ばれるご神水があって。
不二の水は「二つとないおいしい水」という意味なんだけど、ほんとに口あたりまろやか。
地下100mから湧き出すクオリティ。
ここにお参りしたらご志納金を入れてぜひ飲んでみてください、って感じでオススメ。
神社や酒蔵近くに集中する伏見の名水なんかを頂いて帰るにしても、でかいサイズのペットボトルをすごくたくさん持ち込んでってのは、はたからみててもほんと見苦しい姿なんだけど、逆に、着物姿で現れ、ご志納金をぱっとお札で払って、ペットボトル一本に注いで帰るおかみさんなんかを八坂神社で見かけたときは、うわ、かっこいいなあって思いましたね。
あっちこっちを徘徊してると思うんだけど、座れるところって意外と少ないんですよね。
ここの絵馬舎はのんびり腰掛けられる休憩所みたいな感じで好きなんだけど、絵馬の他にも競馬関係の絵なんかもあったりします。
有名騎手やプロスポーツ選手も参るところだし、ちょっと面白い絵馬舎。
藤森神社は勝ち馬の神様だとかよくいわれてますが、本殿の御祭神は日本書紀の編纂を主宰した日本最古の学者、学問の祖神とも呼ばれる天武天皇の皇子である舎人親王が目立つ感じ。
本殿のさらに後ろ側には足利義教が建立した八幡宮や大将軍社など室町時代に建てられた重要文化財が並ぶ、そういうものがちゃんと大切にされて残るのが日本のいいところですよね。
大将軍って名前はいったいなんやねんって感じだけど、それは桓武天皇による平安遷都の時に都の鎮護のために京都の四方に祀られたものだったりします。
本殿の裏あたりはちょうどいい感じのスペースというかお庭の通路みたいな感じで、近所の飼い猫も遊びに来て考え事してた。
ていうか気がつけばもうそろそろ落ち葉のシーズン、気がつくの遅すぎ…。
最近、来る人相手にはっきりとものを言わない神社が増えてたりして、その態度にモヤッとする人も多いかと思いますけど、いろんな事をゆるく放置してるとあんま良くないんですよね。
ここは、三脚禁止!ってな感じではっきりと意思表示しているので、そういうのがある分、行事や観光なんかのハイシーズンになっても、イライラやトラブルもわりと少ないんだろうなって思います。
他人の常識観に依存せず、言うべきはやっぱ言っておいたほうがいいという感じ。
藤森の周辺ってぱっとみあんまりなにもないような感じだけど、深草弥生遺跡だとかそういうのもあって、弥生時代中期の壷や石器や土器や木器が大量に発見されたりしてます。
鋤や鍬などの農耕具や建築用材や日用品なんかの木器に至っては、その頃のものも今使われているものとそうそう変わりないってところがすごいよね弥生時代、て感じで。
目で見てわかりやすいものといえば、そばに鴨川運河があっていい感じだったり。
鴨川運河はインクラインから伏見城の外堀だった濠川・宇治川派流につながるルート。
これは墨染舟溜から見た発電所のあたり、そろそろ夕焼け空になってくる時間。
カモがのんびりしてる。
運河沿い遊歩道の脇にちびっこひろば、誰もいない虚無感になぜか惹かれる。
運河の近く、小さな小さな踏切へ抜けるところ。
もう使われていないお店の色の褪せ方が気になる。
インクライン設備がある墨染舟溜の風景。
たしかに今も白い船が係留してあって、へー船があるんだ、って感じで。
最近はもうすぐに日が暮れて寒くなっていく。
電車に乗らずに歩いたら、なんちゃって伏見城が見えてきたりする。
ここらから見える伏見城がもし本物だったとしたら、すごく感動するんだろうなあ…。
Typ 109 だけ持った身軽さで、なんかたくさん歩いた。
藤森からもうちょっと北に行けば伏見稲荷。
ここらあたりは今日でも、稲荷神に向かって「土地返せ!」と迫り、「神様お留守、あと三年待て」と躱され続けているような状態の、1300年以上も続く紛争地帯でもあるわけです。
普段は眼に見えていない、お祭りの時にだけ見えるインビジブル紛争地帯。
てか Apple のティム・クックCEOが伏見稲荷大社に来てたですね〜。
そういえば稲荷山の土で造った日本最古の土人形が「伏見人形」なんですけど、そのなかでも特に有名なのが「饅頭喰い」だったりします。
饅頭喰いって、あの人形なんですのん?って感じなんだけど、実はあの人形って意味深で教訓的なものだったりする。
「お父さんとお母さんとどっちが好き?」とか子供に聞く人たまにいますよね。
で、そんな質問をされた子供が、手に持っていたお饅頭をふたつに割って「これどっちの方がおいしいと思う?」ってやり返す場面という人形だったりします。
そんな人形ってきっと他の国にはなさそうな気がしますけど、どうなんでしょ?
どこぞの某みたいに、夫はペット以下だとか公言するような、子供やペットや植物や夫を家庭内で序列化するような、そんな文化は日本にはなかったものだというか、ないですよね。
日本いいよね…(´・ω・`)