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Leica D-LUX (Typ 109) 買ったった♪

感触いい (´・ω・`)♪

Leica D-LUX (Typ 109) 買ったったので触ってみました。
35mm 判換算で 24~75mm 相当、f1.7-2.8 の VARIO SUMMILUX、ISO80~25000、シャープな見え味の電子ビューファインダー、4Kでの動画撮影と切り出しが可能。
もしかしてこれ 1本あればどこ行くにもなかなかいい感じなのではないかと。
てか最近は f1.4 じゃなくても SUMMILUX っていうの?
(※ISO80〜ってスペックに書いてあるんだけど、実機触ってると100〜なんだけど…)

カメラを受け取りに行ってお店を出た後、食事しながらバッテリーを充電して適当に抜粋マニュアルを眺めて(ちゃんとしたマニュアルは CD ロムの中にあって外で見られない)言語と時計を合わせてそのあとでぶらぶらして撮ってみました。
もう夜だし暗いんだけど、暗いところを撮るよ。

當る未歳 吉例顔見世興行
デジカメってフィルムと比べるとどうしても発光する赤い色はけっこう難しいんだけど、赤はわりときれいに出ました。(本当はちょっと違いますけど、Jpeg の赤としてはって意味で)
そういえばもう南座のまねき上げのシーズン、いい加減ほんとに冬ですね。
吉例顔見世興行のぼんぼり

ところでこのカメラ、絞りもシャッタースピードも A のままにしてるとプログラムモードになるみたいです。
で、AdobeRGB と sRGB の色域が選べるだとか、その他の細かい初期設定が行えるんだけど、その辺は出荷時デフォのままにしておいて、露出補正も触らないでプログラムモードの jpg 撮って出しをしてみようかと。

京都四條南座のまねき上げ
道路向かいのバス停から見た南座、ガールズバーの客引きがわりと邪魔なとこに立ってるしこの角度になったわけですが、ここからだと水銀灯がこっちに直撃なので、写真左側のほうにちょっと虹色のフレアが出ちゃってるかなー、これは派手に出ちゃったな〜と。
南座・まねき上げ

この機種は水銀灯自動補正や NDフィルタのことは謳ってないからたぶんついてないみたいだし、そこらの設定がオートに仕込んであるならそっちも試しときたかった。
(後で気がついたんですけど、A ボタンを 1回押せば iA みたいなシーンを自動判別して設定を合わせてくれるモードになるようです、今回全く使ってないですけど)

「おこしやす。」の赤いの
この際だから赤いものを探して撮っとこうと思ってちょっと移動。
八坂神社参道商店街の上にある「おこしやす。」の赤いの、だいたいこんな感じ。
いいじゃないですか。
おこしやす


八坂神社の西楼門
四条通りから照らされる八坂神社の西楼門の屋根あたりを内側から。
八坂神社の西楼門と月


舞殿
舞殿だけど、屋根の四隅のライトの手前側、正面と右奥が光の輪になっちゃったし。
この設定のままで撮っていては不細工でダメっぽい感じですね。
八坂神社の舞殿

四隅のライトのフレアのところ、このあいだ G7 X のオートで撮った時はこんな風にはならなかった。

あの時も小雨が降ったりやんだりして、大気の水分やそれに伴う揺らぎなんかの条件は同じような感じの天候だったんだけど、オートの設定で撮ったのでなんらかの補正が効いていたのかもしれない。
人が写るのを避けるために舞殿を撮った向きは違うけど、ライトの強さは同じだし距離も露出もそう変わらないはずなので、ここはなんとか回避策を見つけて克服したいところ。

もみじと灯籠
このショットだけ f1.7 にして少しズームして寄ってみました。
(※f1.7/24mm~f2.8/75mmのズームレンズなので、f1.7 に合わせても少しズームすると厳密には f1.7 にはなりません。絶対に f1.7 で撮りたいって時はズームせず、 f1.7/24mm のまま自分が寄らないとダメ)

絞りを一旦 A から動かすと、それだけで絞り優先モードになるみたいで便利な作り。
リングを A から絞りの数字に動かす時がちょっと固い、絞りの段数を変えるときは小気味よく動きます。
まあわざとそうしてあるんだろうけど。
楓と献燈

最近の風潮というか流行りだと、このくらい後ろをぼかしたほうが好まれるのかな?
もうすこし寄せたらこういう感じ。
楓と献燈-ボケ

あと操作系は LX100 と同じでマニュアルと AF、マクロ AF の切り替えもリングでできるし便利だわこれ、基本的な UI が使い易い感じ、アイセンサー付きのビューファインダーを使うときも明るくていい感じになってます。

これでタッチパネルも可能でモニタがチルトだとファインダーを覗けないアングルでも楽な姿勢で撮れるのですごい便利かもしれない。

もう一度絞りを A に戻してみる。

御神木
レンズが明るいってのはやっぱ単純にすごいですね。
この写真では見えないけど、御神木周辺には猫が出入りしてて、質感の描き分けや大きさの対比がわかりやすくなるし猫も撮りたかったんだけどシャイなやつで隠れてました。
御神木

八坂神社に訪れた方はわかると思いますが、夜は緑系の光がいちばん強いですよね。
緑の光が朱色の柵の赤い影を作ってます。

境内の樹木
街灯に照らされる境内の樹木、だんだん色づいてきてる感じ。
けっこう立体感が出ますね。
街灯に照らされる境内の樹木

今日は中国人観光客家族連れがめっちゃ多かった、子供は寝る時間なのに。
ガラガラを鳴らしてお賽銭を入れたり、暗くて見えない賽銭箱の中を覗き込む子供がいたり、それをじーっと警備員が見てたりして。

このご時世みんな日本のことどう思ってるのかなーとか、なかなかみんなのテンション高いなーとか思いつつ楼門を内側から撮ってみる。
だいたいこれ中国人率 70%くらいの状態になってます。(inali調べ)

西楼門
楼門の外側の緑っぽい強力なランプが消えてるせいか、このあいだ撮った時のようにきれいな光の巻込み方はしなかった。
西楼門

商店街に戻って新橋の方に向かってみる。

電球
このあいだのすすけた電球の横にもうちょっときれいな電球があった。
やっぱもう少し使われて内側が汚れてる方がいろいろ反射と映り込がみして面白いのかな〜。
電球


ショーケースの中の招き猫
ショーケースの中の小さい招き猫、やたら明るかったし影の色も2色に変わってたし、ここも電球を入れ替えたのかも。
畳の目の大きさを見るとわかるかと思いますが、小さい焼きものです。
ワイド側でも気にせずどんどん寄っていけます、使いやすく、めっちゃ寄れるマクロ。
これはガラス越しだから 15〜20cmほど離れてるけど、ワイド側で 3cmまで寄れます。
招き猫


新橋あたりの白川沿い
新橋あたりのところ、ここもライティングが 1個増えてた。
というかこのあいだ切れてたのかも。
新橋あたりのところ

巽橋はものすごい人だかりになってた。週末だもんなー。
まあいつものことだけど。
巽橋あたりのところ

白川沿いの夜、紅葉した桜もだいぶ散った感じ。
暗くて細くてもくすんでしまわないで、なかなかに浮き立ってきます。
背景をバカボカシしなくても出せる、ちょっと 3D のような雰囲気の立体感。
白川沿い


花見小路近く、途中にあったお寺の通路っぽいところの木の葉がきれいなグラデーションになってました、わざとらしいくらい。

木の葉がグラデーション
実は構図的には見切れてるけど、この絵のすぐ下には街灯があってその光が樹木にあたっていて、それにカメラが反応してなぜか自動的に空も明るめに補正され、鮮やかな感じが偶然強めに出たわけで、本当はもっと暗い普通の夜空というシチュエーションです。
木の葉がグラデーション


花見小路から脇へ
花見小路から脇にそれるところ、これ撮った数秒後に中国人観光客のカメラ軍団が闖入、若い家族連れとかカップルが多いんだなー。
楽しそうにしてるし、どんだけ日本好きなんやと(笑)。
花見小路から脇にそれるところ

祇園四条の駅まで戻ったので、いつもの手持ち夜景のパターン。
やっぱ絞りとシャッタースピードを A にしたプログラムモードだと、露出補正しないとちょと明るめかな〜。

今回は素で撮ってみようと思ってたんだけど、プログラムモードではなく、一般的な iA のような設定(スナップショットと呼ぶみたいです)もあるので、もうちょっと早くそこに気づいて、スナップショットの設定だとどうなるかも試しておければよかった。
夜用の設定が仕込んであるなら逆光時のフレアの感じも違ってきたかもしれないですし。
東華菜館の方向

赤提灯とか黄色の提灯とか、昭和のトリスっぽい絵は誰がモデルなんだろ?
赤提灯

G7 X で撮った時になんかすごい雰囲気あるなーとおもった CACAO MARKET が近くにあるので撮ってみました、ちょっと雨が降ってきたので急いで撮る。
この状態だと G7 X よりもほんの少しだけローキーな感じになるのかな〜、側面の階段の電気が点いてなかったからなのかもしれないけど。
モノクロームやソフトフォーカスでも印象強いものになるかもしれない感じ。
CACAO MARKETの建物

出荷時デフォの素の状態で(絞りA/シャッタースピードAでのPモードにして)夜に撮ってみてこんな感じです。
近いうちにスナップショットモードやモノクローム、デイライトでの撮影もテストしてみたいです。

 


D-LUX (Typ 109) なかなかいい感触。
Audi design のプレミアムコンパクト。
まあプレミアムなコンデジといっても、ぶっちゃけもうこのサイズになるとそう小さいってわけでもない感じ。
コンパクトさが際立つ PowerShot G7 X なんかと比べたらこれくらい違います。

この大きさでもかまわんさ、ハァハァって人には特におすすめ。
魅力的なカメラですよね。

D-LUX (Typ 109) は Made in Germany ではなくて Japan だけど、ライカのカメラっぽく仕上がってて、なかなかにそそるんじゃないでしょうか。


ボディ左側のエッジの Rラインなんかは Leica T (Type 701) と同じ、Typ 109 の外観デザインは M と T のイメージで仕上がってる感じです。
ライカ D-LUX (Typ 109)


ストラップで首から下げるスタイルだと、この時期は衣服のボタンやチャックなど固いものに当たっちゃうこともあるだろうし、液晶保護フィルムがあったほうがいいのかも。

パナソニック製< ファインティアラ>を使用・ETSUMI 液晶保護フィルム プロ用ガードフィルムAR LEICA D-LUX typ109専用 E-7255

追記:Leica D-LUX (Typ 109)、jpg 撮って出しの素性もいいけど…
せっかくなので RAW も同時に記録しておけば情報量の多いデータとして保存できているので、きっちり仕上げたい写真は RAW データ現像がおすすめ。
jpg の撮って出しそのままだとか jpg から補正するのと比べたら RAW で現像するものは階調の表現力が圧倒的に変わってきます。
この1枚だけはって写真は RAW で現像するのをおすすめ、カメラ性能が活かせます。

このブログの写真は表示が少しでももたつかなくなるように、このページを含めてすべて Ps で Web表示用に最適化(Jpegの圧縮)したものをさらに WPプラグインで画像圧縮しているため、軽く小さいデータ量になった画像が表示されるので、当然画質はそれなりに落ちてしまっているため高画質で表示されているわけではなくてアレなんですけど、その状態であっても見た目このくらいは変わってきます。

上が jpg 撮って出し、下が RAW で現像したもの。
jpg撮って出し


RAWで現像

モニタがちゃんとした色や階調の表示できるものならかなり違って見えているのがわかるかと思います。
(もしアドビRGBに対応したモニタを使っている場合は、カメラ側もアドビRGBで設定しておけば、sRGBよりも色域の大きいものが撮れます)

ただしちゃんと仕上げた写真でサイズの大きいものはあんまり Web にアップしないほうがいいかもしれない。
無断で他人の写真を許可なくパクって、さらにそれを無断で販売している画像サイトとか平気で存在してます。
追記:こういうことになります。

私は怒ってる!ヒドい写真盗用に遭ったので経緯と対策をまとめてみた!
http://photo-studio9.com/photo-illegal-use/
パクった写真で写真集を販売とか、どう思われます?

追記:写真の無断使用を見つけたら、料金を請求しよう
https://www.photo-yatra.tokyo/blog/archives/4894

追記:キュレーションメディアに写真をパクられたら請求書を送ることにした
https://www.photo-yatra.tokyo/blog/

MERYやWELQ問題を受けて押さえておきたい、画像直リンクと画像無断使用の違法性
http://storialaw.jp/blog/2388

NAVERまとめに無断転載を抗議したら、衝撃的な回答が来た
https://www.photo-yatra.tokyo/blog/archives/11164


上の jpg 撮って出しが濃い目なのは「風景モード」の設定で撮ったからだと思います、もしかすると RAW データには各種モードでプリセットされている彩度他などの情報は乗らず、いったん素の状態になるのかもしれないです。(やっぱり他の赤いのも若干彩度の高さが抑えられた色で出てきます。)

RAW で撮っておくと色調の調整も細かくおこなえ、赤の座標も変えることができるので、提灯などの発光する赤や光によって見え方の違う鳥居の朱色なんかも最適な色に調整できます。
(※フィルタやシャープネス、各モードなど設定していても、それは jpeg出しにのみ適用されるもので、RAW データにはそういったプリセットの情報は仕込まれないようです)


RAW で撮ろう!
下の RAW から現像したものは無加工なので、街灯の緑や青い色がそのままですが、この辺り含めて Camera Raw や Lightroom で記憶色に近いように後からきっちり調整できます。

まあ Photoshop の Camera Raw で開いて調整したり Lightroom で仕上げたりで色や表現は好みや趣向でどうにでも自由になるんですけどね、RAW データで開いた方が階調が飛ばずにしっかり残っているというか。
白や黒のコントラストが強めになる雪の日の建物とか夜の建物を撮るのは、最初から風景モードはやめといたほうがいいのかもしれない。

Adobe® Photoshop® Lightroom® 5 は ライカのページで製品を登録するとownersページからダウンロードできます。
ownersページ

Mac版、PC版ともに、Lightroom 5、または古い OS のユーザーのために Lightroom 3.2 が選べるようになっています。

ライカ D-LUX (Typ 109)



追記:ちょっとブラッシュアップしてより綺麗な絵になった新しいのも出てます。
ローパスレスになってるところなんかが特にイケてます。


あと、こうなると jpg 撮って出しの画像でカメラの良し悪しの評価を語っているレビューとかは、実際にその機種で撮った写真がアップされていて、シャッタースピードやその他など、その時の Exif 情報が書かれていてもあんまあてにならない気がします。
jpg 撮って出しだと全体的に色彩の強調が若干濃いし、朱色は金赤っぽくなってしまいます。
特に jpg の癖として赤系が難しく、実際は臙脂色に近いものも紅色っぽく出たりするので、RAWで撮って調整するのおすすめ。

Wi-Fi でスマホやタブレットを使った遠隔操作やカメラ映像のライブビューも出来ます。
自分はまず使わないけど。

このカメラのレンズのウイークポイントは、少し逆光に弱いというよりか、撮ろうとしている場面の上下左右いずれかの角の方に光源が入って、その光軸の向きがどうであれ、直線的な光ではなく光源から距離とともに広がる光があるとき。

それがレンズに対して横方向から入ってくるような場所で、その光が撮ろうとしている場面の明るさに対して相対的に強めの光の場合に、ズームの位置によっては光源の位置の対角線上に虹色の丸っこいフレアがわりと出やすいかもしれないです、だからハレ切りかフードが欲しくなる。
蛍光灯の光のような広がり方のものや LED のような点光源ではそうならないみたいです。

というかm4/3 だけど暗いところ案外強い、そこがメリットで、RAW+jpg で撮る場合も初期の FUJIFILM X シリーズのように拡張 ISO の最大値が制限されてしまうこともないし、プログラムシフト時の露出の決められ方もなかなか優秀で、低照度でも扱い易い、そこがメリットで、クラシカルな操作系の使い勝手の良さと合わせて、このクラスのズームレンズ式コンデジの中で秀でてるところだと思います。

 








約1年ぶり、12月にソリッドグレイが出るようで、欲しい人は予約ですね。
ソリッドグレイ専用のエンボスロゴ入りの本革ストラップがついてるみたいで、前の黒のビニルのちゃっちいストラップよりいい、てかあれ使わないですよね?
付属のレンズキャップもシルバーとグレーのツートン、オマケのフラッシュはシルバー。
ライカ D-LUX ソリッドグレー

個人的には M-E のアンスラサイトグレーだったらすごくカッコよかったとおもんだけど、ソリッドグレイはちょっと明るい柔らかい色でソフトな印象、着物や洋服に合わせやすいお洒落な雰囲気ですね。
ライカ D-LUX ソリッドグレー

実物見てきたところ、やっぱりちょっと明るい色すぎてオモチャっぽいかなあ…。
それとサイドのネジがシルバーなのが悪目立ちしてちょっとアレかも、黒がいいわ。

 


付属品やブランドや保証やソフトやその他を除き、Typ 109 とほぼ同じなのがルミックス LX100。
ライカ版は高くて買えないよって方は、LX100 もいいんではないでしょうか?
商品の設定が若干設定が違いますが、同じ VARIO SUMMILUX 付いてますし。
コスパの高い、新しいLX100IIも出ました。



とりあえずあまり触らないで撮ってみた夜の感じはこんなでした。(´・ω・`)♪

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